歯科・獣医セミナーの学際企画

No.517 明日から取り入れられる予防診療~う蝕予防と歯周病予防~

明日から取り入れられる予防診療

~う蝕予防と歯周病予防~

講師

景山 正登 先生

東京都開業
日本歯周病学会専門医
アメリカ歯周病学会会員
中野予防歯科研修会顧問

略歴

1955年 1月 東京都生まれ(52歳)
1979年 3月 日本大学歯学部卒業
1983年 3月 日本大学大学院歯学研究科(組織学専攻)卒業
1983年 9月 東京都中野区に開業、現在に至る。

プログラム

10:00~16:00(途中、昼休憩一時間、他小休憩あり)
1.予防型の診療
  1. 当院の変遷
  2. 予防型診療とは
2.う蝕予防
  1. う蝕予防とは
  2. カリオグラムによる予防プログラムの立案
  3. う蝕予防プログラム
  4. インプラントとう蝕予防
3.歯周病予防
  1. 歯周病予防とは
  2. 歯周病予防プログラム
  3. 歯周病のリスク評価モデル
  4. 頭蓋骨の観察
  5. 歯肉を読む
4.チーム観察
  1. 院内の基準
  2. リスク部位の把握
  3. 治療の基準 う蝕について
5.診療システム
  1. カウンセリング
  2. う蝕予防や歯周病予防のためのコース
  3. 患者さんと長く関わるために

開催日時・会場

東京会場

平成19年10月14日(日)

東医健保会館

東京都新宿区南元町4番地

03-3353-4311

  • JR信濃町駅 徒歩4分

大阪会場

平成19年10月21日(日)

大阪産業創造館

大阪市中央区本町1-4-5

06-6264-9800(代)

  • 地下鉄中央線「堺筋本町駅」下車 2番出口下車
  • 地下鉄堺筋線「堺筋本町駅」下車 12番出口

受講料

  • 会員歯科医師   9,000円(テキスト代含む)
  • 一般歯科医師 35,000円(テキスト代含む)
  • 歯科衛生士   15,000円(テキスト代含む)

※法人会員所属の歯科衛生士 9,000円(テキスト代含む、税別)

開催にあたって

快適で健康な口腔状態を維持するうえで、う蝕や歯周病に対する予防の必要性は従来から言われており、予防歯科の重要性は十分認知されています。しかし、日常臨床のなかで定義しにくいのが現状ではないでしょうか。では、診療室でどのように予防歯科に取り組めばよいのでしょうか?

私ども景山歯科医院では、1989年より本格的に予防歯科に取り組み始めました。しかし、当初はプラークコントロールを主体にした画一的な予防を行っていたので、様々な問題に遭遇しました。試行錯誤を繰り返し、現在では、診療室で予防歯科を実践するために、患者さんに予防の必要性を理解して頂くための情報提供と、個人に合った予防プログラムが必要であると考えています。

個人に合った予防プログラムとは、将来のう蝕や歯周病になる可能性を示すリスクを把握し、そのリスクをコントロールするための対策であるといえます。そのような対策を患者さんに提供し、実行できているかどうか確認するのは、多くの場合歯科衛生士などのスタッフであります。そのため、医院の診療目標を作り、スタッフと共通認識を持つための診療基準を明確にすることが重要になります。さらに、予防プログラムを滞りなく実践するためには診療システムを構築する必要があります。したがって、予防歯科を診療室に取り入れるには、予防プログラム、チーム診療そして診療システムのどれ一つ欠かすことはできません。

そこで今回、私が予防歯科に取り組んだ経緯をお話するとともに、患者さんが参加するための予防プログラム、チーム診療、診療システムについて説明させて頂きます。そして、それが皆様方の明日からの診療の一助になれば幸いであります。