歯科・獣医セミナーの学際企画

No.651 伝麻・浸麻をマスターすれば難抜歯がナンでもなくなる 歯科小外科テクニック10のプロセス

歯科小外科テクニック10のプロセス

講師

川原田幸三 先生

カワラダ歯科・口腔外科 院長

川原田美千代 先生

(有)ケイケイデンタルサービス 代表取締役、歯科衛生士

プログラム

10:00~16:00(昼休憩・コーヒーブレイク含む)

1.外科を好きになり、得意になる方法
 a.術中の痛みが皆無で、出血が少なければオペは楽しく好きになる
2.麻酔を完全に効かせれば、オペの大半は成功
 a.なぜ(特に伝麻および下顎大臼歯への)麻酔が効きにくいのか
 b.抜髄と抜歯との注射法の違いを知ろう
 c.顎骨内に浸潤させるための注射器選び
3.麻酔に関する不安を解消しよう
 a. デンタルショックの主要な原因は?
4.抜歯の前にすること
 a.抜歯の適応理由を明確にし、抜歯後の補綴計画を立案する
 b.さりげなく先生をリードしてくれるスタッフを養成しよう ~患者さんの内科的状況の把握、システマティックな消毒・滅菌、バイタルサインの測定~
5.普通抜歯と難抜歯は、どう区別するか? ≪デモ≫顎模型による下顎孔伝達麻酔法と下顎大臼歯の浸潤麻酔法
6.普通抜歯を侮るな
 a.失活歯と高度なPの歯は出血に要注意! ~止血法と術後の不良肉芽掻把、鋭端骨の整形術~ 
 ≪動画≫前上歯槽枝の小枝からの、拍動性出血の止血法
 b. 高齢でない全顎的なP患者さんの治療法は?
 ≪動画≫ 高度歯周疾患症例の抜歯術と補綴治療
 c.萌出の上顎智歯の抜歯はこのヘーベルで!
7.難抜歯のウデを挙げるためのプロセスを考えよう
 a.口腔内の視診・触診およびX線像から難易度を読み取る ~下顎埋伏智歯のオペの難易度を知っておこう~
 b.上手な口腔外科の先生の現場に立ち会い、技を盗み、自分の実力を知る
 c.事前にオペのシミュレーション(イメージトレーニング)を!
8.難抜歯のオペの実際―その鉄則
9.難抜歯の王者“埋伏智歯”にチャレンジ
 a.埋伏歯はなぜ抜かねばならないのか?
 b.下顎水平埋伏歯のオペの実際
 c.術後にしなければならないこと ~止血、縫合、罨法、投薬~
 d.術後のトラブルとその対策 ~後出血、顔面の皮下出血、痺れ、特に下歯槽神経への侵襲~
10.その他比較的頻度の高い歯科小外科の症例
 a.埋伏過剰歯(正中部、第二小臼歯部)
 b.小帯異常
 c.骨隆起
 d.タービンバー等による口腔底粘膜損傷

質疑応答





開催日時・会場

福岡会場

平成28年1月31日(日)10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

大阪会場

平成28年2月14日(日)10:00~16:00

大阪府社会福祉会館

大阪市中央区谷町7-4-15

06-6762-5681

  • 地下鉄谷町線,長堀鶴見緑地線 谷町6 丁目駅下車 4番出口(200m)約5 分
  • 地下鉄谷町線,千日前線 谷町9 丁目駅下車 2番出口(北へ500m)約10 分
  • 近鉄大阪線 上本町駅下車 地下道で谷町9 丁目駅2番出口へ

東京会場

平成28年2月21日(日)10:00~16:00

駐健保会館 4F 大会議室

東京都港区芝3-41-8

財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

  • JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分

受講料

学際デンタルセミナー会員9,000円(テキスト代含む)
一般歯科医師35,000円(テキスト代含む)
歯科衛生士・歯科助手15,000円(テキスト代含む)
  • 法人会員(学際デンタルセミナー会員)の場合、歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手の受講料は9,000円(税別)に割引されます。
  • 昼食は各自にてお願い致します。
  • 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。

開催にあたって

 演者は歯科医師になって48年、口腔外科医としても40年以上になる。その間ひたすら、歯科小外科を外来中心で施術してきた。
 最近『難抜歯攻略BOOK(kira books社刊)』なる本を上梓した。そこで思うに一般開業歯科で究極の難抜歯は、埋伏智歯であろう。❝そんなもの大学病院へ紹介すればいい❞とお考えの方もおられるだろうし、❝イヤ出来れば自分の手でオペしたい!❞と思われる先生も少なくないだろう。
 演者はこれまで、ざっと5,000本程の埋伏智歯を抜いて来たが、大きな過誤を起こすことなく(その内20例に多少の知覚麻痺を発したが)今日に至っている。
 難抜歯に限らず、外科処置を失敗なく施術するための絶対的に有効な条件は、
 ①演者の提唱する確実な伝麻・浸麻法をマスターする ― 痛みなく出血が少なく広い術野で落ち着たオペが可能
 ②視診、触診、X線像から、抜歯の難易度を読み取る力を付ける
 ③プロセスを踏んで手技の向上を計る 等々である。
 これで殆どの埋伏智歯を自信を持って抜歯できるようになると、これまでの実技・実習での指導経験からも実感できる。
 これから埋伏智歯抜歯にチャレンジしたい!とお考えの初心の方、半埋伏は抜いているが完全水平埋伏智歯には自信がない!という先生、さらに少しでも口腔外科に苦手意識がおありの先生方にとっては、まさに必聴・必見のセミナーとなろう。

第12期歯科小外科実技実習の開催のお知らせ

今回のセミナー受講者を主な対象者として、実技・実習セミナーを下記日程にてカワラダ歯科・口腔外科内にて開催いたします。

詳細はセミナー開催当日に参加者優先でご案内します。

日程:①平成28年5月14日(土)、15日(日)、②7月17日(日)、18日(祭)、③9月3日(土)、4日(日)※全3回・6日間コース、受講定員5名。