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カテゴリ: 歯学系 書籍.

水と光(レーザー)奇跡の歯科臨床

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編集:矢島 孝浩 一般社団法人プラズマレーザー研究会 代表理事
執筆:相田 能輝 (医)実相会 相田歯科・耳鼻科クリニック
   小西 康三 小西デンタルクリニック
   小峰 一雄 小峰歯科医院
   鈴木 公子 ひまわり歯科医院
   鈴木 健二 すずきデンタルクリニック
   中井巳智代 なかい歯科クリニック
   野平 泰彦 松本歯科医院
   深水 皓三 銀座深水歯科
   文野 弘信 銀座4丁目文野矯正歯科
   矢島 孝浩 やじま歯科医院
   山下  敦 岡山大学名誉教授
   米山 武義 米山歯科クリニック
   今野  明 株式会社アルテック
   七谷 康男 株式会社エピオス
   花岡 孝吉 バイオレドックス研究所

A4判・170頁・フルカラー
ISBN978-4-906514-91-5
定価:9,000円(税・送料別)

発刊にあたって

現在、歯科医療は単にむし歯や歯周病を治療することにとどまらず、口腔を通じて全身の健康を考える「上流の医療」としての重要性が問われております。リウマチ、糖尿病、心臓病、脳血管障害など病巣感染疾患の概念をはじめ口腔の疾患が全身へ与える影響は計り知れないものがあります。歯科医師は口腔の健康を通じて全身の健康を考えなければならない時代となっています。歯科医師にしかできないむし歯や歯周病など口腔内の感染病巣を完全に治療し、取り除くことで、全身の健康に寄与できます。むし歯や歯周病は生活習慣病ですが、これらの疾患を予防し、発症させないことこそ「上流の医療」です。
プラズマレーザー研究会では口腔内の感染源を安全にかつ確実に除去する方法として、「プラズマレーザーシステム」を使用した最先端の歯科医療を推奨しております。このシステムはパルス幅可変型ハイピークパルスタイプNd-YAGレーザー「STREAK-1」、たんぱく分解型除菌水「POICウォーター」、残留塩素補正消毒システム「エコシステム;エピオス社製」で成り立ちます。本システムは口腔内を連続的に除菌しながら感染病巣を取り除き、同時に止血、蒸散、凝固、切開が行えます。組織も同時に冷却することができるため、組織に与える熱ダメージも極めて少なく、浸潤麻酔もほとんどのケースにおいて不要で、疼痛も少なく、術後疼痛も少ない治療が可能で、治癒機転も極めて速く、予後が良好です。
本システムはこれらのすべてが揃うことで初めて良好な予後が得られます。例えば歯科処置はほとんどが外科的処置であり、治療中に多量の治療水を使用します。この治療水が昨今新聞紙上で騒がれているように細菌に汚染されている状況では良好な予後は到底望めません。医科の外科処置、手術においては生理食塩水を使用することが基本で、細菌に汚染された治療水を使用している現状では到底医科と同じ土俵には上がれません。本システムにおいては有効残留塩素濃度を補正することで歯科治療水の除菌力を高め、連続除菌を可能にすることで、術野を限りなく無菌状態にすることが出来さらに予後を良好にしています。また、汚染された歯科治療水の細菌は元来患者の口腔内から来るものであるため、患者相互の感染の可能性も否定できません。このことも本システムにおいては防ぐことが可能です。医療提供者側おいても肝炎、エイズ、エボラ出血熱などの飛沫感染のリスクを大幅に低減させることが可能です。
さらに治療中はもとより、ホームケアにおいてもPOICウォーターを使用することで、日常生活においても口腔内の除菌が出来、良好な予後を得ることができます。抗生剤などの薬剤の使用量も低減させることが可能になります。
システムの中核となるパルス幅可変型ハイピークパルスタイプNd-YAGレーザーですが、50㎲、100㎲、200㎲、400㎲以上4つの幅に可変でき、さらに発振数(pps)、出力も細かくコントロールすることで様々な臨床応用が実現できます。反応剤として、酸化チタン懸濁液を使用することで、常にファイバーが先端加工され、レーザー光が球状に発振され、Nd-YAGレーザーの直進性を抑えられることで、局所の侵襲性を最低限に抑えた処置が可能です。また、同時に組織を冷却することで、更にダメージを最小限に抑えることが出来ます。軟組織、硬組織ともに浸潤麻酔の使用を最低限に抑えられ、良好な予後を得られます。さらにNd-YAGレーザーは歯質強化処置も出来、プラズマレーザーシステムにおいてはこの作用をさらに強力に発揮できます。POICウォーターを使用したホームケアと併用することで、むし歯の発生を抑えることが出来ます。また、プラズマレーザーシステムは歯周病を早期に確実に治療し、短期間で全顎的な除菌が可能です。口腔内の感染源を効率的に除去でき、歯周病の再発のリスクも大幅に軽減することとなり、POICウォーターでのホームケアと合わせて歯周病の予防も期待できます。
「プラズマレーザーシステム」を使用することで、術者はもちろん患者側のメリットも多大で、早期に確実に口腔内の感染源を除去できることにより、口腔内が原因となる全身の様々な疾患を予防することにつながります。このことこそ真の「上流の医療」につながります。
本誌を通じてこのシステムを多くの医療提供者に活用していただき「上流の医療」を少しでも多くの患者さんに提供していただく一助になれば幸いです。

内容

目次

      基礎知識編
       米山 武義 口腔医療時代の幕開け ―口腔感染症予防は、予防医学の要―
       山下  敦 治療から予防への基本理念
       花岡 孝吉 水と生体 生命活動を支える水の力
       七谷 康男 POICウォーターの基礎知識
       今野  明 レーザーの基礎
       相田 能輝 知っておきたい病巣疾患
       深水 皓三 口腔内治療の中でのプラズマレーザーシステムの役割
       鈴木 公子 「命の入り口から、何をどう入れますか?」あなたは病のもとを入れていませんか?
      
      臨床応用編(POICウォーター・プラズマレーザーシステム使用臨床例)
       矢島 孝浩 プラズマレーザーシステム使用時の疼痛コントロール
       矢島 孝浩 齲歯、歯髄炎への応用
       小西 康三 硬組織への応用
       矢島 孝浩 ポストコアー除去への応用
       矢島 孝浩 インレー除去への応用
       小峰 一雄 歯髄切断法への応用
       中井巳智代 歯周病治療への応用
       鈴木 健二 歯肉着色・メラニン色素沈着症への応用
       矢島 孝浩 印象採得時の応用
       矢島 孝浩 根面板再装着への応用
       矢島 孝浩 金属溶接への応用
       矢島 孝浩 抜歯への応用
       野平 泰彦 抜歯後の腫脹への応用
       矢島 孝浩 レーザーメスとしての応用
       小西 康三 外傷への応用
       矢島 孝浩 上唇小帯切離移動術への応用
       矢島 孝浩 舌小帯付着異常への応用
       矢島 孝浩 アフタ性口内炎への応用
       矢島 孝浩 口唇、口角ヘルペスへの応用
       文野 弘信 歯科矯正治療への応用
       

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