
No.GS129 東京 大阪 福岡 開催!
関節領域における整形外科学的検査・触診法と跛行に対するアプローチ
講師
藤田 幸弘 先生
麻布大学外科学第二研究室 講師
プログラム
10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)
- 整形外科学的検査法の重要性について
(1) 問 診
(2) 視 診
(3) 触 診 - 跛行診断
- ケースディスカッション
実際の症例の動画から(仮)診断を実践
- 質疑応答
開催日時・会場
- 東京会場
平成22年12月12日(日)10:00~16:00
昭和女子大学
東京都世田谷区太子堂1-7
- 電車: 東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩8分
- バス: 渋谷駅南口バスターミナルより三軒茶屋方向、「昭和女子大学前」下車
- バス:目黒駅・祐天寺駅から三軒茶屋行きを利用し、「三軒茶屋」下車
- バス:下北沢駅から駒沢陸橋行きを利用し、「三軒茶屋」下車
- 大阪会場
平成22年11月28日(日)10:00~16:00
大阪社会福祉指導センター
大阪府大阪市中央区中寺1-1-54
06-6762-9471
- 地下鉄谷町線,長堀鶴見緑地線 谷町6 丁目駅下車 4番出口(200m)約5 分
- 地下鉄谷町線,千日前線 谷町9 丁目駅下車 2番出口(北へ500m)約10 分
- 近鉄大阪線 上本町駅下車 地下道で谷町9 丁目駅2番出口へ
受講料
会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
開催にあたって
小動物臨床において、跛行を主訴に来院する患者は少なくないと言えます。さらにワクチン接種のみの目的や内科疾患に対する継続治療を目的で来院された飼い主さんから、“そういえば、最近後ろ足を挙げていることが多いんです” や“うちの○○ちゃんはクセで小さい頃から腰を振って歩くんだけど、だんだんひどくなってきた気がする”、と唐突に言われることもあります。そう言われたときに、いきなりX線検査を行わず、整形外科学的検査(問診、歩様、触診を含む)を行うことによって、必要な検査を選択して行うことが非常に重要です。
飼い主さんに対するX線検査や血液検査を行うためのインフォームドコンセントの際にも、“後肢を後方に引っ張ったときに嫌がります” や“手首や足首の関節が腫れていて、熱も高めです” など、各種検査を進める前に、検査を実施することの必要性を十分に説明することによって、飼い主さんの理解も得られ、円滑な診断アプローチが可能となります。
本講演では、整形外科学的検査表を使用しながらの整形外科学的検査の進め方、跛行診断、そして実際の症例の動画を見ながら、自分が実践している診断法について概説します。本講演が、跛行診断を行う際の一助となりましたら非常に嬉しく思います。