
No.GS224 東京 大阪 福岡 開催!
犬と猫の心疾患で今、心エコーに求められているもの

講師
中村 健介 先生
宮崎大学テニュアトラック推進機構(獣医内科学分野) テニュアトラック准教授
北海道大学獣医学部卒業後、酪農学園大学内科研修医、北海道大学大学院獣医学研究科にて博士号取得。 同大学大学院獣医学研究科博士研究員、同大学附属動物病院助教を経て2017年4月より現職。 日本獣医循環器学会 動物循環器認定医 アジア獣医内科学会 設立専門医(DeFacto Diplomate of Asian College of Veterinary Internal Medicine)
プログラム
10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)
第1部 犬
- ACVIM stagingを正しく行うことは案外難しい
- 「咳」をエコーで考える
第2部 猫
- そもそも、いつやるべきなのか? が問題だ
- 「壁の肥厚」と「内腔の構造物」という異常所見=病気、ではない
- 「呼吸困難」の原因を心エコーで鑑別する
質疑応答
開催日時・会場
- 福岡会場
2019年3月3日(日)10:00~16:00
福岡朝日ビル
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
- JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分
受講料
会員獣医師 | 9,000円 (前納料金)(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円 (税別・テキスト代含む) |
- 法人会員登録をされている施設の獣医師は会員受講料に割引されます。
- 学際小動物セミナー会員(個人会員・法人会員)の通常セミナー受講料は、前納に限り税込9,720円とさせていただきます。
- 受付作業円滑化のため、事前振り込みのご協力をお願い申し上げます。
- 当日のお支払の場合、受講料は税込10,000円とさせていただきます。
- 参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
- 昼食は各自にてお願い致します。
開催にあたって
「心エコーは苦手なのでちょっと……」ではすまされない時代を向かえている。どこの病院にも来るであろう僧帽弁逆流の犬。かつては聴診器だけで診断し、治療されてきたのかもしれないが、もはやそれは許されない。左心房と左心室の大きさを正しい断面で、正しいタイミングで計測することで正しくステージングを行い、それに応じて適切な薬を処方する。それが求められる時代である。
そして昨今のもう1つのトレンドである猫。犬と同じくらい、もしくはそれ以上に心疾患の多い動物であるが、「聴診の当てにならなさ」が両者の大きな違いであり、犬と同じ感覚で診察に挑むと大失敗する。「雑音が聞こえた→心疾患がある」という考え方も、「雑音がない→ 大した心疾患はない」という考え方も、猫では両方大間違いである。じゃあどうしたら良いのか? 心エコーをするしかない。このセミナーではその具体的な方策をお伝えする。
皆さんと会場でお会いすることを楽しみにしています。