
No.710 東京 開催!
ビジュアルでわかる!口腔粘膜疾患の診断ポイント
講師
川辺 良一 先生
大船中央病院 歯科口腔外科 部長
専門分野/ 歯科・口腔外科、口腔腫瘍、粘膜疾患、顎骨疾患
【略歴】
- 1982年 東京医科歯科大学 歯学部卒
- 博士(医学)横浜市立大学
- 日本口腔外科学会専門医・指導医
- ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター
- 東海大学非常勤講師
- 横浜市立大学非常勤講師
【著書】
- ビジュアルでわかる!口腔粘膜疾患の観察POINT(デンタルダイヤモンド社)2020年4月
- 若手Dr&DHのための全身疾患別で学ぶくすりの知識(デンタルダイヤモンド社)2017年3月、他
プログラム
10:00~16:00(昼休憩・コーヒーブレイク含む)
見逃してはいけない生命に関わる重篤な疾患
口腔粘膜の観察ポイント
- 色調を診る
- 形状を診る
部位別に粘膜疾患を診る
- 舌縁は口腔がんの好発部位
- 特殊粘膜の舌背には特有の名称がある
- 歯周炎と粘膜疾患の鑑別診断
疾患別に粘膜疾患を診る
- 口腔がんを見落とさない
- 新しい国際名称「OPMD」
- 周術期等口腔機能管理に関わる疾患
誤診・診断遅延を防ぐためにするべきこと
質疑応答
開催日時・会場
- 東京会場
2021年4月25日(日)10:00~16:00
※1月31日より延期になりました
駐健保会館 4F 大会議室
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461- JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
- 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分
受講料
学際デンタルセミナー会員 | 9,000円(税別)(テキスト代含む)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 35,000円(税別)(テキスト代含む) |
歯科衛生士・歯科助手 | 15,000円(税別)(テキスト代含む) |
- 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、会場での現金の受け渡しを取り止めとさせていただきます。事前のお振込にご協力をお願いいたします。
- 参加取り消しの場合は、開催10日前迄にご連絡頂ければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します(左記以後のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります)。
- 領収書が必要な場合はご連絡ください。
- 学際デンタルセミナー会員(個人会員・法人会員)の通常セミナー受講料は、前納に限り税別9,000円となります。
- やむを得ず当日のお支払の場合は、受講料は税込10,000円とさせていただきます。
オンラインアカデミー受講料
【ライブ配信】 | |
会員 | 9,000円(税別) |
一般 | 35,000円(税別) |
【オンデマンド配信(1ヶ月間/会場来場者・ライブ配信受講者のみ)】 | |
会員 | 5,000円(税別) |
【オンデマンド配信(1ヶ月間)】 | |
会員 | 9,000円(税別) |
一般 | 35,000円(税別) |
- ライブ配信受講の開催1週間前に、メールにて入場URL、パスワードをご送付申し上げます。
- 申込者によりライブ配信の10日前までにキャンセルの申し出をされた場合、受講費の手数料10%を差し引いて銀行口座へご返金いたします(上記以後のご返金はできません。代理受講は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります)。
ライブ配信・オンデマンド配信ご受講の流れ
事前環境確認やご受講の流れなど詳細はこちらのページへ
配信期間
ライブ配信:4/25(日)10:00〜16:00 申込締切:4/22(木)10:00
オンデマンド配信:7/1~
開催にあたって
口腔粘膜には実に多彩な疾患が生じます。 その中には、アフタのように日常よく見られることも多く、自然に治癒する疾患がある一方、生命に係わる見逃すことのできない口腔がんや口腔悪性潜在性疾患も含まれています。 そのため口腔粘膜疾患の診断は重要です。 しかしながら、診断を系統的に学ぶ機会は少なく、疾患自体は単調で個々の特徴に乏しいことから、鑑別診断が困難な場合に、誤診や診断遅延によって不幸な転帰をとった事例を聞くことがあります。
本講演では、口腔粘膜疾患とその対応について理解を深めることを目的とし、日常臨床において遭遇する機会のある疾患を、主徴別・部位別・疾患別に整理して解説します。 典型例だけでなく、その軽症例や合併例、鑑別疾患の対象となる唾液腺疾患・歯性疾患、口腔の正常解剖や生理的な変化も多数供覧します。 口腔粘膜疾患の診断のための最初のステップとして、個々の病変を視覚的に捉えて、疾患の色調の変化(白色・紅色など)や、形態の変化(潰瘍・腫瘤など)を把握することは重要です。 視診・触診に、被覆上皮を踏まえた部位の特性や、全身疾患等の疾患知識や医療情報を有機的に結びつけることによって、誤診・診断遅延を防ぐ鑑別診断のプロセスについても言及します。
本講演が、口腔粘膜疾患の「異常を捉える鋭い眼」を養うことに、また「患者さんに安心を与える語り口」の一助となることを願っています。