MS146 小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療⼤腿⾻滑⾞再建術&脛骨粗面転移術1DAYドライラボ

小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療 ⼤腿⾻滑⾞再建術&脛骨粗面転移術1DAYドライラボ

⼩型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療
⼤腿⾻滑⾞再建術&脛骨粗面転移術1DAYドライラボ

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小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療

講師

原 康 先生

日本獣医生命科学大学獣医外科学研究室 教授

藤田 幸弘 先生

麻布大学獣医学部小動物外科学研究室 教授

原田 恭治 先生

日本獣医生命科学大学獣医外科学研究室 准教授

一戸 登夢 先生

麻布大学獣医学部獣医臨床看護学研究室 講師

定員

会場18名

実習&講義の内容

実習

  • 1. ⼤腿⾻滑⾞再建術
  • 2. 脛骨粗面転移術

講義

  • 1. 膝蓋骨内方脱臼の病態と手術適応
  • 2. 膝蓋骨内方脱臼治療に必要な基本的な外科手技
     ・膝関節へのアプローチ ・⼤腿⾻滑⾞再建術 ・脛骨粗面転移術 ・脛骨内旋制動術
  • 3. 膝蓋骨内方脱臼の術後合併症

実習のポイント

  • 膝蓋骨内方脱臼(MPL)に対する一般的な治療法を18名限定で実習
  • オリジナルのMPL病態骨モデルを1人3肢使用
  • 使用した完成骨モデルは持ち帰り可
  • パワーツール・実習器具は、3名に1組でご用意
  • 3名1組で、術者とアシスタントを体験

開催日時・会場

東京会場

2026年2月22日(日)10:00~16:00

駐健保会館
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

  • JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分

来場受講料

事前学習動画付き テキスト付き(当日配布) 膝蓋骨内方脱臼(MPL)症例骨モデル 昼食付き

実習で用いる器具類はご用意いたします

※ 実習で使用した材料、骨モデルは終了後にお持ち帰りいただけます。
※ 器具は貸し出しとなります。

会員獣医師49,000円(税込53,900円)ご入会はこちら
一般獣医師72,000円(税込79,200円)
実習材料費36,000円(税込39,600円)
※ 会員受講料は法人会員施設の勤務医・全スタッフが対象となります。
※ 代理出席は可能ですが、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります。
※ 事前登録にてご参加ください。
※ キャンセル期限(事前学習動画受講前日)東京会場1月21日まで
キャンセル期限以前:受講料から手数料10%を引いてご返金いたします。実習材料費は全額ご返金いたします。
キャンセル期限以降:受講料・実習材料費をご返金できません(未納者はご請求させていただきます)。

開催にあたって

 国内ではトイプードルやチワワなどの小型犬の飼育頭数が多いことに関連して、日常の診療において膝蓋骨内方脱臼(Medial patellar luxation:MPL)罹患症例に遭遇する頻度は少なくありません。一般的にMPLに罹患した小型犬の臨床型は3タイプ、すなわち、①骨格形成期初期に大腿骨および脛骨に重度の骨格変形を伴い発症するタイプ、②骨格形成期中期から壮齢期にかけて大腿骨および脛骨に軽度の骨格変形を伴い発症するタイプ、そして③壮齢期から高齢期にかけて骨関節炎および前十字靱帯損傷を伴うタイプに分類されます。臨床的には、これらの中でも、外科治療を行う機会が多いものは②のタイプとなります。このカテゴリーのMPL罹患症例では、大腿脛骨関節の回旋不安定性、あるいは大腿骨および脛骨の軽微な骨変形を伴っていますが、その多くで、大腿骨滑車再建術、脛骨粗面転移術、脛骨内旋制動術、そして軟部組織の修復を主体とした術法で治療することができます。しかしながら、その診断そして外科手技について学ぶ機会は限られています。このドライラボでは、このタイプのMPL罹患膝関節に対する基本的な再建手術法を、小型犬の膝関節骨モデルを使用して修得することを目的として企画しています。なお、教育内容は小動物整形外科分野のエビデンスに基づいたものとなります。MPLの外科治療に関心を持ち、これから真剣に実践することを考えている先生方には是非ともこの機会に学んでいただきたいと考えています。

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