2026年8月1日

徳島大学歯科保存学分野
門前仲町髙木歯科 院長
2026年3月15日(日)
テキスト付き | 受講期間:2026.5/1〜2027.2/28
| 法人・個人会員 | 無料(申込不要)ご入会はこちら |
| ウェブ会員 | 7,000円(税込7,700円)ご入会はこちら |
| 一般歯科医師 | 12,000円(税込13,200円) |
歯の変色、とりわけ前歯に現れる白い斑点(ホワイトスポット)や茶色いしみ(ブラウンスポット)は、患者さんにとって大きな審美的悩みの一つです。これらの病変は発症の背景が多様で、う蝕や矯正治療後の脱灰、外傷、フッ素症など原因によって臨床像が異なるため、まず適切な診査と診断が欠かせません。そのうえで、症例ごとに最適な治療法を選択することが求められ、低侵襲で審美改善が期待できる一方で、すべての症例を単独でカバーすることは難しく、他の手法との組み合わせが不可欠です。そこで本セミナーでは、MI(Minimal Intervention)の理念を基盤に、最新のエビデンスを踏まえたICONによるレジン浸潤法の実際を解説しホワイトニングによる全体的な色調改善や、コンポジットレジン修復による形態的・色調的補正を含めた多角的アプローチを取り上げます。基礎的な知識から臨床応用までを体系的に整理し、MI審美治療を実践するための指針を提供します。