歯科・獣医セミナーの学際企画

No.508 第11回 咬合誘導の実際~いつ・なにを・なぜするのか 乳歯列期・混合歯列前期を中心に~

第11回 咬合誘導の実際

~いつ・なにを・なぜするのか 乳歯列期・混合歯列前期を中心に~

講師

坂井 正彦 先生

静岡県伊東市 坂井小児歯科
日本小児歯科学会 認定 小児歯科専門医

プログラム

10:00~16:00(途中、昼休憩一時間、他小休憩あり)

1. 咬合誘導とは
  1. 咬合誘導の考え方
  2. 咬合誘導のステージと治療目標
2.乳歯列を育てるために
  1. 乳歯列期の問題点とその対応
  2. 保隙の考え方
  3. 口腔習癖の考え方と対応
  4. 顎関係の改善(反対咬合、交叉咬合、開咬)
  5. 第一大臼歯の異所萌出への対応
3.切歯交換期の歯列の見方・考え方
4.混合歯列前期にみられる歯列・咬合の不正への対応
  1. 前歯部の叢生(乳犬歯への対応)
  2. 萌出異常
  3. 各種不正咬合
  4. 口腔習癖
5.混合歯列後期から永久歯列期への咬合誘導の考え方

開催日時・会場

東京会場

平成19年5月27日(日)

東医健保会館

東京都新宿区南元町4番地

03-3353-4311

  • JR信濃町駅 徒歩4分

大阪会場

平成19年5月20日(日)

大阪産業創造館

大阪市中央区本町1-4-5

06-6264-9800(代)

  • 地下鉄中央線「堺筋本町駅」下車 2番出口下車
  • 地下鉄堺筋線「堺筋本町駅」下車 12番出口

受講料

  • 会員歯科医師   9,000円(テキスト代含む)
  • 一般歯科医師 35,000円(テキスト代含む)
  • 歯科衛生士   15,000円(テキスト代含む)

※法人会員所属の歯科衛生士 9,000円(テキスト代含む、税別)

開催にあたって

最近の小児う蝕の減少は、小児歯科の臨床をう蝕中心の治療から予防処置、されに「こころとからだ」を育てる、育児支援へと変わりつつあります。そして、乳歯咬合をいかに正しい永久歯咬合に導くか、本来の小児歯科、いわゆる咬合誘導が行いやすい時代へと変わってきました。小児の咬合誘導は長期間にわたるもので、対症療法であってはならないものです。発育期の節目において発育変化に応じた対応が行われます。

ここで重要なのは、咬合誘導はテクニックでなくて小児歯科臨床における『理念』であることです。咬合誘導では小児歯科と矯正の重なり合う部分で、さまざまな対応が行われています。しかし、早期に咬合誘導の処置を行なっても、正しい永久歯咬合を保証するものではありません。つまり、早期治療には問題点もあり、その限界と対応について正しい認識が必要になります。

そこで今回は、咬合誘導では『いつ・なにを・なぜするのか』について、乳歯列期・混合歯列前期を中心に解説していきたいと思います。