歯科・獣医セミナーの学際企画

No.538 自由診療における有床義歯(ワイヤラッチアタッチメントデンチャー)とリンゴ&トウモロコシ丸かじりの総義歯臨床

自由診療における有床義歯(ワイヤラッチアタッチメントデンチャー)とリンゴ&トウモロコシ丸かじりの総義歯臨床

講師

川原田 幸三 先生カワラダ歯科・口腔外科 院長 (三重県・津市)平成歯塾  塾長川原田 美千代 先生(有)ケイケイデンタルサービス 代表取締役諏訪 裕彦 先生諏訪歯科診療所 院長 (京都府)北山 康則 先生北山デンタルクリニック 院長 (北海道)川原田 幸司 先生カワラダ歯科・口腔外科 医長 (三重県)

プログラム

10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)

1.長寿社会の歯科治療は自由診療で確実に (※2) ←( )内は講師番号。以下同じ。
  1. 一口腔単位で 治療計画を立て,治療できる目と腕を
  2. 有床義歯における,保険診療と自由診療の具体的な違い
  3. 患者さんに満足していただける義歯治療・・・カワラダ・デンチャー
2.遊離端義歯に対する不満(主訴)の初診時の対処法 (※1)

― 不適合な義歯の診査法と初診時に満足させる対処法・手順 ―

3. 会話時,笑った時に金具が見えない,ワイヤラッチアタッチメントデンチャーの製作法と臨床例 (※3)
4.痛い,噛めない,外れる,飛び出す総義歯の初診時の対処法 (※1)

― 不満な旧義歯に対し,初診時には,こうすればうまくいく! ―

5.Dr. KAWARADA DENTURE SYSTEM(K.D.S)による総義歯の製作法
  1. 旧義歯を利用して,抜歯しながら増歯していく (※1)
  2. 総義歯の咬合高径はどのようにして決めるか? (※5)
  3. 前歯部人工歯の選択法 ― 顎・顔面計測器の使用法 ― (※5)
  4. 臼歯部人工歯排列をリンガライズド・オクルージョンにする理由 (※5)
  5. T-Cパッキングジグを用いた,治療用義歯の治療の進め方 (※5)
  6. T-C粘膜面を見る・観る・診る・ (※1)
  7. 咬合調整法と粘膜調整法 (※1)
6.ターミナル オーラル ケア ― 抜歯の最終適齢期,一番難しい抜歯 ― (※1)
7.歯の抜け具合によっては,満足の得られないことがある (※1)

― すれ違い咬合,下顎無歯顎,1,2歯の残存 ―

8.K.D.Sによる無調整義歯セット時直後の噛め具合 (※1)

― リンゴ&トウモロコシの丸かじり(VTR) ―

9. K.D.S.成功への道のり (※4)

~ 患者さんからのアンケートでわかる歯科医療の信頼関係と可能性,
そして患者さんの真の笑顔と感謝の気持ち ~

質疑応答

【講師陣】
※1 川原田 幸 三 先生 カワラダ歯科・口腔外科 院長(三重県・津市)
※2 川原田 美千代 先生 (有)ケイケイデンタルサービス 代表取締役
※3 諏訪 裕 彦 先生 諏訪歯科診療所 院長(京都府・長岡京市)
※4 北山 康 則 先生 北山デンタルクリニック 院長(北海道・札幌市)
※5 川原田 幸 司 先生 カワラダ歯科・口腔外科 医長(三重県・津市)

開催日時・会場

東京会場

平成20年7月13日(日)

昭和女子大学 中会議室

東京都世田谷区太子堂1-7

03-3411-5123(学園本部総務部)

  • 地下鉄:渋谷駅より東急田園都市線で2つ目「三軒茶屋駅」下車、徒歩8分
  • バス:渋谷駅南口バスターミナルより三軒茶屋方向、「昭和女子大学前」下車

大阪会場

平成20年8月3日(日)

大阪科学技術センター

大阪市西区靭本町1-8-4

06-6443-5321

【大阪駅・新大阪駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分
  • 地下鉄四ッ橋線肥後橋駅下車、7番出口、南へ徒歩5分

【天王寺・難波駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分

受講料

会員9,000円(テキスト代含む)
一般歯科医師35,000円(テキスト代含む)
一般衛生士15,000円(テキスト代含む)
  • 法人会員(学際デンタルセミナー会員)の場合、歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手の受講料は9,000円(税別)に割引されます。
  • 昼食は各自にてお願い致します。
  • 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。

開催にあたって

この4月の保険点数改定では,概して多少の増点とはいいながら,保険で充分に補綴治療を行えるようになることは,全く望めません。2020年には,4人に1人が65歳以上の「超高齢化社会」になるといわれ,失われた歯を復元する歯科補綴技術への需要は益々広がっています。 さて,欠損補綴のオプションの一つに,インプラントがあります。適応症を正しく見極め,外科・補綴の知識・術式をきちんと習熟すれば,非常に有効な手段といえるでしょう。ただし,高度な歯槽骨の吸収や全身疾患で,インプラントが困難な症例が多くなる上に,ブラキシズム等により,上部構造の補綴物が壊れてきたり,歯周組織が壊されてフィクスチャ―が動揺してきたりするケースに遭遇することは,稀ではないと思います。インプラントの術者は,常にそれが機能しなくなった後,患者さんに今以上に満足していただける補綴の手段を身に付けておくべきだと強く思います。

ところで有床義歯には,基本的に,年齢や内科的条件による絶対的禁忌はありません。治療過程でも,予後においても,患者さんに優しく,衛生管理のしやすい歯科補綴物です。これからの歯科医師は,義歯補綴を得意にしておけば,『鬼に金棒・怖いもの無し』になる訳です。加えて義歯治療に真正面から取り組んで行かれたら,歯科補綴の根本である“咬合”がよく理解出来るようになります。 当セミナーでは,どのように自由診療を導入すれば,患者さんとの信頼関係を築き,トラブルレスの有床義歯診療システムが構築できるかお話しいたします。