歯科・獣医セミナーの学際企画

No.SP01 来日特別講演 実践できる呼吸器疾患の救急・集中治療セミナー

実践できる呼吸器疾患の救急・集中治療セミナー

講師

上田  悠 先生

カリフォルニア大学デービス校
Diplomate of the American College of Veterinary Emergency and Critical Care
米国認定獣医師(DVM)
米国獣医救急集中治療専門医(DACVECC)

コロラド州立大学にて学士号取得後、ワシントン州立大学獣医学部を卒業し、米国獣医師免許取得、オーバン大学にてインターンシップ過程を修了し、カリフォルニア大学デービス校にて小動物救急集中治療科レジデント過程を修了、現在は同大学院で研究をする傍ら救急科に勤務

プログラム

10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)

救急来院時の一次救命処置と初期安定化

 一次救命処置のためのリアル実践ポイント

  • 部位特定のための身体検査手技
  • 初期安定化のための治療方法

 動画による実症例の一次救命処置と初期安定化解説

  • 上気道閉塞
  • 下気道疾患
  • 心原性肺水腫と非心原性肺水腫
  • 胸腔内疾患
  • 胸壁外傷
  • その他

呼吸困難の生理的機序

呼吸器疾患に対するモニタリング

  • パルスオキシメーター
  • ETCO2
  • 血液ガス
  • 超音波、レントゲン
  • その他

質疑応答

開催日時・会場

東京会場

2018年6月10日(日)10:00~16:00

駐健保会館 4F 大会議室

東京都港区芝3-41-8

財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

  • JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分

開催にあたって

救急医療の現場では様々な症状・疾患を呈した動物が見られるが、その中でも特に呼吸器症状を呈して来院する症例は少なくありません。このような症例に対してまず実施すべきことは疾患部位の特定と初期安定化です。その為に必要なものは高度な機材ではありません。疾患部位の特定には身体検査を適切に実施することが最も重要であり、初期安定化の為には酸素や気管チューブといった基本的な器材をどのタイミングでどのように活用するかを知っておくことが最も重要です。本セミナーの前半では、様々な症例を用いながら、呼吸器症状を呈する救急症例に対する初期対処法についてご紹介します。またセミナー後半では、呼吸器症状を呈する動物を診る際に、あれば役立つモニタリング器材やその使用方法について、呼吸困難の機序を説明しながら分かりやすくご紹介します。

来場受講料

 会員獣医師18,000円 (前納料金)(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら
一般獣医師38,000円 (税別・テキスト代含む)
看護師25,000円 (税別・テキスト代含む)

※講師の所属は開催日時点のものです。