歯科・獣医セミナーの学際企画

No.GS176 循環器専門医が語る心エコー図検査で診る動物の心疾患診療の実際

循環器専門医が語る心エコー図検査で診る動物の心疾患診療の実際

講師

岩永 孝治 先生

東京動物心臓病センター センター長 獣医循環器認定医

プログラム

10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)

  1. 心エコー図検査で誤診しないこつ
  2. 犬の弁膜症を診る
  3. 猫の心筋症の実際

質疑応答

開催日時・会場

大阪会場

平成26年10月5日(日)10:00~16:00

エコーペットビジネス総合学院

兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23

06-6483-4371

  • JR尼崎駅下車 徒歩1分

福岡会場

平成26年10月12日(日)10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

東京会場

平成26年11月30日(日)10:00~16:00

日本経済大学 渋谷キャンパス

東京都渋谷区桜丘町8-24

  • JR「渋谷駅」西口より徒歩8分。

受講料

会員獣医師9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師25,000円 (テキスト代含む)
  • 昼食は各自にてお願い致します。
  • 参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)

開催にあたって

循環器内科専門診療を始めてから10年が経ちました。私が日本大学の学生の頃、大学の大先輩が学内で講演された時に「一つのことを10年やればわかるようになる。とにかく10年続けるとよかよ。」とおっしゃっていたことを思い出します。

初めの頃はそれまでに学んできたこと、成書や論文などを調べながら診療する日々を送ってきましたが、毎日首をひねりながら診療をしていました(今でもそうですが)。猫はなぜ肥大型心筋症が多いのだろうか? 犬はなぜ僧帽弁閉鎖不全症が多いのだろうか? 一部の先天性心疾患はなぜ気付かれずに売られているのか? 心不全はどのような経過を取るのか? 心不全になったら良くならないのか? 治療はいつ必要なのか? ACE阻害薬は効いているのか? βブロッカーやCaチャネルブロッカーは必要なのか? 強心薬は必要なのか? 利尿剤は悪い薬なのか? 心疾患の治療はやめられないのか? 臨床徴候がない症例に治療するのか? 心エコー図検査データは不正確なのか? 等々。

調べてもわからなかった疑問に対し心エコー図検査を用いて自分なりに答えを出していった結果を一部ではありますが、お話しをさせていただき、先生方の明日からの診療の一助となれば幸いです。

※講師の所属は開催日時点のものです。