須貝 昭弘 先生医療法人歯愛会 須貝歯科医院 理事長(川崎市)
24名限定
講義
どんな歯科医院を目指すのか 歯列・咬合は誰が見る?
目指すべき口腔内とは
ナチュラルヒストリー(正常咬合になる人、異常になる人)
異常の芽はどこにあるのか
歯列不正の原因を探る
正常な萌出と交換を知る
小児期の歯科医の対応がその子の将来を決める
子どもたちを健全歯列に導くための記録の取り方
実習
口腔内写真撮影に必要な機材、撮影方法、資料の保存や整理法、プレゼンテーションの作り方
持参品:パソコン・口腔内撮影用カメラなど(申込者には詳細をご通知)
講義
上下切歯交換期までの異常に対応する
・萌出の異常 上下切歯におこる異常、臼歯部におこる異常
・スペース不足 拡大床の使い方(どのような症例に、いつまで使うのか)
・家庭での調整を正しくしてもらうためのコツ、工夫
実習
レジン接着法、床矯正装置の調整法、拡大床の調整法
ワイヤーベンディング ※実習で使用した模型は持ち帰れます。
持参品:プライヤー類、即重レジン用ラバーカップ、拡大鏡(普段使用している方)など(申込者には詳細をご通知)
講義
悪習癖への対応
筋機能療法の行いかた
初期う蝕の診断と治療
う蝕が象牙質に及んでいるかどうかを診断する、どうやって?
Dファインダーの使い方、バイトウィングの撮影と診断法
象牙質う蝕の治療法、エナメル質カリエスの治療法
Stepwise Excavation成功のコツ
実習
Dファインダーの使い方 ― 1分間診断 全20問
持参品:臼歯部の抜去歯(埋伏智歯も可)※う窩のあるものを1本以上、拡大鏡(普段使用している方)
講義
咬合育成のその後
側方歯交換期以降の対応
受講生症例発表と治療方針の検討会
一人の患者と長く関わるのが歯科医療~定期検診を続けてもらうためのシステム~
実習
症例検討 ※受講者より、事前に症例をご提出いただき、須貝先生がその症例と似たような症例をもとに治療方針を提示しながら検討致します。
1回目 2018年7月1日(日)10:00~16:00(各会場共通)
2回目 2018年9月2日(日)
3回目 2018年11月11日(日)
4回目 2019年1月27日(日)
東京都墨田区横網一丁目6番1号
03-5610-5801
学際デンタルセミナー会員 | 168,000円(税別)(教材費別途 59,000円)※実習で使用した模型は持ち帰ることができます。 |
一般歯科医師 | 198,000円(税別)(教材費別途 59,000円)※実習で使用した模型は持ち帰ることができます。 |
歯科衛生士・歯科助手 | 9,000円(税別) |
※初日のみ歯科衛生士・歯科助手の同伴が可能です。
※法人会員に所属の歯科医師も会員料金が適用されます。
※昼食は主催者側にてご用意いたします。
歯科は1人の患者と永くかかわり続けることが特長であり、その家族や親族なども患者としてつながっていく医療の中でも特種な診療科である。小さい頃から歯科で予防をしっかり行っていけばきれいな口腔内になると期待している家族は多い。しかしそれが簡単なことではなく、気安く請け負えるものでないことを我々は知っている。定期健診に通わせても虫歯がなく歯並びが良くなるという結果が出せなければ医療としての意味はなく、患者の連続性もそこで途切れてしまい、せっかくの歯科の特長が出せない医院になってしまう。
システムの作り方や実習を取り入れながら、どのように取り組んでいけば子どもたちを健全歯列に導いていける医院になれるのかを学んでいただきたい。