歯科・獣医セミナーの学際企画

No.718 エンドのモヤモヤ解消します!

エンドのモヤモヤ解消します!

講師

和達 礼子 先生

マンダリンデンタルオフィス 院長

【略歴】
東京都出身
1993年 東京医科歯科大学歯学部卒業 東京医科歯科大学大学院歯学研究科入学
1997年 東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了
2001年 現東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 歯髄生物学分野 助教
2003年~2005年 文部省在外研究員として米国テキサス州立大学サンアントニオ校 歯内治療学講座に派遣
2016年 東京医科歯科大学退職 マンダリンデンタルオフィス開院

【役職】
日本歯科保存学会 認定指導医
関東歯内療法学会 常任理事
日本顕微鏡歯科学会 評議員
日本歯科薬物療法学会 理事

プログラム

10:00~16:00(昼休憩含む)

  1. 「良くならない」症例、どうして?どうする?
  2. ラバーダム、たまにやるならこんなコツ
  3. 「良くならない」症例でも患者を納得に導く
  4. 自分でやった方がいい? 任せた方がいい?

開催日時・会場

東京会場

2021年9月12日(日)10:00~16:00

ワイム貸会議室 四谷三丁目

160-0004 東京都新宿区四谷3-12 丸正総本店ビル6F

0120-311-104

  • 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅 1番出口 徒歩1分

来場受講料

学際デンタルセミナー会員9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
一般歯科医師35000円(税込38500円)(ハンドアウト付き)
歯科衛生士・歯科助手・技工士 15000円(税込16500円)(ハンドアウト付き)

開催にあたって

歯内治療専門で診療をしていると、毎日たくさんの「困った」に遭遇します。当院の患者様のほとんどは一般歯科の先生方からのご紹介なので、患者様ではなく先生方の「困った」に向き合う日々です。
先生方には、先生方のエンドのやり方があります。先生方を最も悩ませるのは、器具破折や穿孔のように問題点が明確なものではなく、「いつもと同じようにやっているのに、良くならない」症例です。なんだかわからないまま漫然と根管治療を繰り返すのは、出口の見えないトンネルのようで、大きなストレスになります。
「困った」症例は、大学病院や専門医に送ってしまえば楽でしょう。しかし、通院や費用の負担があり、全ての患者様が同意して下さるわけではありません。近くに適当な紹介先があるとも限りません。そんな時は、ご自分で解決しなければなりません。
「困った」を毎日拝見していると、いくつかのパターンが見えてきます。「困った」には、特殊な器材が必要なものや、エンド専門医でなければ解決できないものもありますが、ご自分で対処できるものもあります。
本講演では、私が実際に拝見した「いつもと同じようにやっているのに、良くならない」症例を中心に、原因とその対処法をお伝えします。この次に先生方が「困った」症例に遭遇されたとき、「あの時見たのに似ているな」と思い出し、いつものやり方や説明を少しだけ変えてみて、ご自身で解決できるようになることを目指しています。
内容が易し過ぎて物足りないかもしれませんが、エンドで「困った」ご経験がおありの先生方のご参加をお待ちしております。

※講師の所属は開催日時点のものです。