歯科・獣医セミナーの学際企画

No.745 一般歯科で始める顎顔面矯正

一般歯科で始める顎顔面矯正

~子どもたちの呼吸、睡眠などのQoLに影響を与える早期治療~

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歯科セミナー|菊地紗恵子先生「一般歯科で始める顎顔面矯正 ~子どもたちの呼吸、睡眠などのQoL に影響を与える早期治療~」

講師

菊地 紗恵子 先生

THREE歯科・矯正歯科 院長

【経歴】
 明海大学歯学部卒業
 2007年 浦安Blanc Dental Clinic 開業
 2019年 THREE歯科・矯正歯科開業

【所属学会】

  • 顎顔面矯正 黒江セミナー(指導医)
  • 日本臨床歯科補綴学会(専門医)
  • 日本矯正歯科学会(会員)
  • 日本成人矯正歯科学会(会員)
  • 日本睡眠歯科学会(会員)
  • 日本睡眠学会(会員)
  • 日本小児歯科学会(会員)
  • 日本歯科審美学会(会員)
  • 日本小児呼吸器学会(会員)
  • IDIA国際デンタルインプラント学会(認定医)
  • 町田塾
  • 日本小児歯科研究会

【論文】
 上顎急速拡大による鼻腔通気の改善,
 日本小児呼吸器学会雑誌, 26(suppl): 129-129, 2015.

【掲載書籍】
・成長期における上顎急速拡大を用いた咬合誘導, 日本歯科評論, 2019年11月号
・GP・小児・矯正が共に考える実践早期治療, 第2章
 閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と早期治療, クインテッセンス出版, 2018年8月.
・これでわかる!各種矯正装置の特徴と使い方:顎顔面歯列の成長発育を利用した咬合誘導
 第二章 急速上顎拡大装置, ヒョーロン・パブリッシャーズ, 2017年6月.
・これから咬合誘導を始める先生へ 
 これでわかる!各種矯正装置の使い方:
 顎顔面歯列の成長発育を利用した咬合誘導(第6回)急速上顎拡大装置 
 ヒョーロン・パブリッシャーズ2016年6月号
・これが私の生きる道
 「素敵な出会いと家族、スタッフに恵まれて」
 デンタルダイヤモンド2016年2月号
・私のカウンセリング作法
 「発育期の矯正治療を支えるために」
 デンタルダイヤモンド2015年7月号

プログラム

10:00~16:00(昼休憩含む)

子どもの不正咬合の原因を考える
  • なぜ歯並びは悪くなるの?
  • GPだからこそ気づくことができる子どもからのSOSとは?
  • 呼吸や姿勢、睡眠など発育の中で起こる問題を取り除くことで健やかな発育と適切な歯並びを獲得するために・・・
顎顔面矯正とは
  • 顎顔面矯正ってどんな治療?
  • 治療のベストな時期・タイミング
  • GPの先生でも始めることができる各装置の使い方
機能へのアプローチ
  • 歯並び(骨格)に問題があると機能にどんな影響があるの?
  • 原因療法として成長・骨格にアプローチをし、正常な形態の獲得をする
  • 患者さんへの指導のポイント
まとめ

原因療法として成長、骨格にアプローチをすることでQoLの向上に貢献し、健康な身体と美しい歯並びで笑顔で日々過ごしていただくために大切なこと

質疑応答

開催日時・会場

東京会場

2023年10月22日(日)10:00~16:00

専売ビルホール

東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F

03-3451-4571

  • JR田町駅三田方面口 徒歩5分
  • 地下鉄三田駅慶應大学口 徒歩4分

来場受講料

学際デンタルセミナー会員9,000円(税込9,900円)(テキスト付き)ご入会はこちら
一般歯科医師35,000円(税込38,500円)(テキスト付き)
歯科衛生士・歯科助手・技工士 15,000円(税込16,500円)(テキスト付き)
※セミナー会員が、やむを得ず当日のお支払の場合は、受講料は税込10,000円とさせていただきます。

オンライン受講料

学際デンタルセミナー会員9,000円(税込9,900円)(テキスト付き)ご入会はこちら
一般歯科医師35,000円(税込38,500円)(テキスト付き)
※受講期間:1ヵ月(以後毎月25日締切で募集、翌月1日から受講開始)
※本セミナーの配信期間:2023.12/1(金)〜2024.2/29(木)

本セミナーを含む2023年に開催する全15セミナーが見放題:年間パスポートはこちら

開催にあたって

 小児期の不正咬合は発育期のさまざまな問題に起因します。
 その中でも骨格の不正は歯並びのみならず、小児の呼吸、睡眠などのQoL に影響を与える可能性のある大きな問題です。
 顎顔面矯正治療とは、急速上顎拡大(RME:Rapid Maxillary Expansion)などを用い、歯並びのみならず骨格まで考慮し、 発育期に不正咬合の芽を出来る限り早期に取り除き、正しい咬合へ誘導する矯正治療法です。RMEは歯を固定源として、上顎正中口蓋縫合や上顎骨に付随する縫合を離開するとともに歯列弓も拡大します。RMEにより正中口蓋縫合離開部に骨が新生し、歯の萌出空隙は確保されることから適正な場所に歯の萌出を促すという早期治療および咬合誘導の効果があります。また、副次的な効果として正中口蓋縫合の離開により鼻腔容積が増え、鼻呼吸障害や睡眠呼吸障害の改善につながるなど、機能への影響も散見されます。
 そのため睡眠医療の世界では近年、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA:Obstructive Sleep Apnea)に対する治療のひとつとして大きな注目を集めています。
 今回は顎顔面矯正治療について症例を提示し、急速上顎拡大の可能性や昨今の潮流についてお伝えしたいと思います。
 口腔機能不全という言葉が注目される今、鼻閉や呼吸の問題などを早期に発見できる一般歯科医、小児歯科医だからこそ、顎顔面矯正治療を通して子どもたちの健康な身体と美しい歯並び、健やかな成長のサポートをできると考えております。

※講師の所属は開催日時点のものです。