No.PL746　日々の診療に活かすレジェンドの知恵と技

日々の診療に活かすレジェンドの知恵と技

講師

塩田　真 先生

東京医科歯科大学大学院口腔再生再建学分野

【略 歴】
　1980年　東京医科歯科大学歯学部卒業
　1984年　東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了
　同　年　 東京医科歯科大学歯学部附属病院第二補綴科医員 　1988年　東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第二講座助手
　1996年　文部省在外研究員ジュネーブ大学出張 　同　年　 東京医科歯科大学歯学部附属病院インプラント治療部　助教授　
　2004年　東京医科歯科大学大学院インプラント・口腔再生医学　准教授
　2021年　定年退職
　同　年　 東京医科歯科大学大学院口腔再生再建学　非常勤講師

嶋田 昌彦 先生

東京医科歯科大学 名誉教授

【略 歴】
　1980年　東京医科歯科大学卒業
　1984年　同大学院修了（歯学博士）　同助手（歯科麻酔学講座）
　1990年　米国ジョンズホプキンス大学留学
　1993年　岡山大学　教授　
　2006年　東京医科歯科大学　教授
　　　　　 同歯学部附属病院病院長、日本歯科麻酔学会理事長などを歴任
　2020年　同定年退職、名誉教授の称号を得る
　　　　　 同病院特任教授就任
　2021年　日本歯科医学会会長賞　受賞
　 現　在　東京医科歯科大学、岡山大学、放送大学にて非常勤講師

鈴木 哲也 先生

東京医科歯科大学 名誉教授

【略 歴】
　1980年　東京医科歯科大学歯学部卒業
　1985年　東京医科歯科大学大学院修了
　1997年　米国オハイオ州立大学　客員助教授
　2001年　東京医科歯科大学大学院摂食機能評価学分野　助教授
　2005年　岩手医科大学歯学部歯科補綴学第一講座　教授
　2011年　東京医科歯科大学歯学部口腔保健工学専攻　教授
　2020年　同定年退職、名誉教授の称号授与
　現　在　広島大学　客員教授、岩手医科大学　非常勤講師

田上 順次 先生

クオーツデンタルクリニック 院長／東京医科歯科大学 名誉教授

【略 歴】
　1980年　東京医科歯科大学卒業
　1984年　同大学院修了（歯学博士）　 同助手（歯科保存学第一講座）
　1987年　米国ジョージア医科大学留学
　1994年　奥羽大学　教授
　1995年　東京医科歯科　大学教授　同歯学部長、副学長・理事を歴任
　2021年　同定年退職、名誉教授の称号授与
　　　　　 徳真会クオーツデンタルクリニック
　2022年　日本歯科医学会会長賞授賞
　現　在　 朝日大学、奥羽大学、昭和大学にて非常勤講師
　　　　　 Indonesia 大学非常勤教授
　　　 　タイ チュラロンコン大学客員研究員

プログラム

1. 如何にしてインプラントが歯科医療の表舞台に立てるようになったか
   インプラント治療の本質から解き明かす未来歯科医療の潮流
   （塩田　真 先生）
2. なかなか治らない歯や口腔、顎の痛みや異常な感覚
   漢方薬を中心とした東洋医学的療法の応用
   （嶋田 昌彦 先生）
3. 「よい義歯 だめな義歯」のルール、発展編
   コンプリートデンチャーから繫ぐ、パーシャルデンチャーの決め手
   （鈴木 哲也 先生）
4. 患者さんの求めるMI歯科治療
   インプラント、セラミック、CAD/CAMに頼らない歯科医療の展開
   （田上 順次 先生）
5. 質疑応答・ディスカッション
   （受講者からのご質問や共通テーマについて、各分野からの視点でディスカッション）
   パネリスト：塩田　真 先生 ／ 嶋田 昌彦 先生 ／ 鈴木 哲也 先生 ／ 田上 順次 先生

収録日

2023年11月3日（金・祝）

収録時間

4:22:29

プレイバック受講料

開催にあたって

　私たち4名はクラスメートとして歯学部を1980年に卒業し、その後それぞれの専門領域で臨床、教育、研究を続け、約40年間の勤務を終えて定年退職しました。40年間の間にはそれぞれの専門領域において、多くの研究成果があり、臨床や考え方は大きく変化を遂げました。これらの変遷について再評価を行いながら、最新の情報と技術を整理して提供したいと思います。これらの情報や技術はすでに臨床の場で活用されていますが、すべてにその発展の歴史があり、私たちはその経緯を現場で直接かかわりながら体験してきました。また大学病院ならではの、多くの歯科診療に関連する患者のトラブル事例にも直面し、それらの原因考察、回避法、対処法などに取り組んできました。これらの情報に関する「40年間にわたりそれぞれの分野で培った知恵と技」を共有させていただくとともに、4名による歯に衣着せぬ討論の場を設けて、今後の歯科医療の在り方、GPとしての在り方について皆様と考える場になれば幸いです。