2008年4月6日
No.GS108 第2回 化学療法剤を極める2008
公益財団法人 日本小動物医療センター 消化器科
福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31
092-467-1113
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
会員獣医師 | 9,000円 (テキスト代含む) |
一般獣医師 | 25,000円 (テキスト代含む) |
猫に下痢と嘔吐を引き起こす疾患は多いですが、難治性の場合には、系統立てた診断アプローチが必要となります。糞便検査、血液検査、X線検査、腹部超音波検査などの一般的な検査を行い、それらから得られた所見から、どのような鑑別疾患を考えるか? 次のステップに何を選ぶべきか(内視鏡生検、開腹手術、遺伝子検査、試験的治療)? を考えることは非常に重要です。今回の講演では、我々が実際に行っている診断アプローチをご紹介し、診断後に行っている治療も、最新の知見を交えながらお話しさせていただきます。また、成書にはまだ記載がないのですが、比較的よく遭遇する猫の疾患である「好酸球性硬化性線維増殖症」についても、症例を交えながらご説明させていただきます。本講演が、猫のよりよい診療の一助になれば幸いです。