歯科・獣医セミナーの学際企画

No.223 腫瘍科診療の最前線

実際の症例から学ぶ腫瘍科診療のポイント、失敗しないコツ

腫瘍科診療の最前線

講師

林宝 謙治 先生

埼玉動物医療センター腫瘍科 院長(埼玉県開業)

日本獣医畜産大学放射線学教室出身
日本獣医がん学会腫瘍科I種認定医
日本獣医臨床学フォーラム幹事
日本動物病院協会学術委員

1997年   林宝どうぶつ病院開業
2004年   CT導入
2008年   MRIを導入、病院名を埼玉動物医療センターへ変更し本格的に2次診療を開始
2013年〜  腫瘍科専門診療に専念。現在は特に腫瘍に関連したDICの臨床研究に力を入れている

プログラム

10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)

  1. がん治療で避けて通れないDIC
  • DICの的確な早期診断法
  • DICの治療戦略:コツとピットホール
  1. 脾臓腫瘤の臨床現場での対応
  • 腹腔内出血の際の対応:元気に退院させるコツ
  • 2/3ルールの嘘
  1. 犬の肥満細胞腫
  • 治せる肥満細胞腫をきっちり治すためには?
  • 獣医師の初動が犬の運命を左右することを知る
  1. 分子標的薬のアップデート2018
  • 正しい適応と使用方法について
  • 適応腫瘍、副作用について
  • 現在わかっていることを整理する

質疑応答

開催日時・会場

大阪会場

2018年11月4日(日)10:00~16:00

エコーペットビジネス総合学院

兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23

06-6483-4371

  • JR尼崎駅下車 徒歩1分

福岡会場

2018年12月2日(日)10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

東京会場

2018年12月23日(日)10:00~16:00

駐健保会館 4F 大会議室

東京都港区芝3-41-8

財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

  • JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分

開催にあたって

 腫瘍患者を診療する際に絶対に避けては通れないのがDICです。意外と意識していない先生も多いのではないでしょうか? 脾臓腫瘤が破裂して腹腔内出血の犬が来院した際に慌てた経験はありませんか? 犬の皮膚肥満細胞腫は犬の皮膚にできる悪性腫瘍で最も多いものですが、対応に困ったことはないですか? 本講演では、比較的臨床現場でよく遭遇するこれらのトピックスについて実際の症例を提示してお話しする予定です。また本邦でも使用する機会が増えてきた分子標的薬の正しい使用方法と使用時の注意点についてもお話しします。本講演を通じて参加された先生方の腫瘍の診療の一助になるような情報が提供できればと思っています。是非ご参加ください。

来場受講料

 会員獣医師9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
 一般獣医師 27000円(税込29700円)(ハンドアウト付き)

※講師の所属は開催日時点のものです。