歯科・獣医セミナーの学際企画

No.MS104 犬の眼科検査ウェットラボ

犬の眼科検査ウェットラボ

講師

都築 圭子 先生

東京大学大学院付属動物医療センター 眼科 特任助教

  • 1993 酪農学園大学酪農学部獣医学科卒
  • 1993ー1995 東京大学農学部獣医外科学研究室研究生
  • 1995ー1998 小動物開業医勤務
  • 1998ー2003 酪農学園大学附属動物病院外科系研修医
  • 2003ー2009 酪農学園大学獣医学科嘱託助手
  • 2008 学位取得
  • 2009ー現在 東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター 外科系診療科・眼科特任助教

【所属学会】比較眼科学会、獣医麻酔外科学会、比較眼科学会評議員

定員

24名

プログラム

10:00~16:30(途中、休憩・昼休みを含む)

講義

1 スリットランプ検査

  • スリットランプの原理と見えるもの
  • スリットランプの正しい使い方

2  眼底検査

  • 眼底検査の原理と見えるもの
  • 眼底検査を上手くこなすには

3  超音波検査

  • 超音波検査で見えるものと利用の仕方は

模擬眼実習(正常犬、豚眼による)

1 スリットランプ検査

  • スリットランプを自分の眼に合わせる (視度調節の仕方)
  • スリット幅と光量の使い分け方と見え方の 違いの観察
  • スリットランプのピント調節の練習 (角膜、前房、水晶体)

2  眼底検査

  • 視軸の合わせ方
  • 凸レンズの焦点深度の選択の仕方と見え方の違いの観察
  • 視神経、タペタム領域、ノンタペタム領域の観察の仕方

3  眼科超音波検査

  • 正しい眼球の描出の練習

開催日時・会場

2022年2月11日(金・祝)10:00~16:30

学校法人 立志舎 日本動物専門学校

〒166-8567 東京都杉並区高円寺南4-6-8

03-5306-3211

  • JR高円寺駅南口より徒歩約3分

受講料

会員獣医師 39000円(税込42900円)+実習材料費:17500円(税込19250円)ご入会はこちら
一般獣医師65000円(税込71500円)+実習材料費:17500円(税込19250円)

開催にあたって

 眼科検査のイメージは? と研修医や開業獣医師に尋ねると、みんな口を揃えて「難しい」、「何が見えているかわからない」、「どのように見ればいいのかわからない」、「検査機器はあるけど使いこなせない」が多く、それ以外は「眼は苦手なので、すぐに専門医に紹介しています」とマイナスイメージを多く耳にします。これでは何の進歩にもなりません。なぜ眼科にあまり興味を持ってもらえないかを考えると、検査方法と所見の見方が難しい、そして練習が必要であることはもちろんですが、多くの獣医師は「眼症状=眼疾患」と考えてしまい、眼科検査をはじめから諦めてしまい専門医に紹介しているのが現状ではないでしょうか。
 眼症状は眼疾患以外にも内分泌性、代謝性、腫瘍性、免疫介在性疾患、感染症など多くの疾患が原因で現れます。血液検査、画像検査で異常はみつからないが眼科検査で異常がみつかり診断がつく事も多くみられます。「眼症状は全身性疾患の信号」です。眼科検査にはコツがあり、それを習得すると診断方法の幅が広がります。スリットランプも眼底検査もただ覗けば所見が見える検査ではありません。スリット幅や光量の使い分け方、凸レンズの焦点深度の選び方、動物の頭部の角度を変え方、正しい超音波像の出し方などいろいろなコツがあります。是非、正しい眼科検査、検査のコツを習得して診察の幅を広げてみませんか?