猫診療 集中講義
講師
服部 幸 先生
東京猫医療センター 院長
プログラム
1. 先生、吐いています!
- まず何を除外したいでしょうか?
- 私がいままで経験した消化管内異物について解説します。
- 異物だと思ったら●●だった!? という症例
2. 猫の81%が罹患すると言われる慢性腎臓病(CKD)、どう診ていますか?
- CKDの診断は血液検査だけで大丈夫?
- クレアチニンとSDMAの評価の違いは?
- 尿管結石の簡単な見つけ方とは?
- CKDと思ったら●●だった!?という症例
3. 猫伝染性腹膜炎(FIP)は何とかしたいと思われる先生が多いのでは?
- FIPの診断は何を利用していますか?
- PCR検査に潜む落とし穴とは?
- FIPは想像以上に多彩な病態を持つ病気です。
- 私がいままで経験した色々なFIP症例を紹介します。
4. 猫にも多い!便秘や下痢などの消化器疾患
- 便秘の時に身体検査で見逃してはいけない所見とは?
- 飼い主さんの問診で気をつけなければならないポイントは?
5. 私が出会った不思議な症例や猫ならではの注目ポイント
- 脱毛していたら皮膚病?
- 鼻水が止まらなければヘルペス?
- けいれんしていたらMRI検査?
- 眼やに、涙が止まらなければ点眼薬?
質疑応答
収録日
2020年10月18日(日)
収録時間
4:37:27
ウェブ受講料
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(税込29,700円) |
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます
本セミナーを含むウェブ受講すべてが見放題:年間パスポートはこちら
開催にあたって
普段犬と猫を両方診察している先生からは「猫の臨床は難しい」、「猫はわかりにくい」といった声をよく聞きます。確かに猫は病気を隠す生き物で表情からも分かりにくいことも多いです。そんな猫たちの小さなSOSを見逃さないことが私たちには重要です。
このセミナーでは私が経験したホームドクターが遭遇しやすい疾患に絞って、症例を交えて解説します。また、教科書には記載されていない、とっておきの猫診療でのコツや見逃してはいけないポイントも紹介します。
その脱毛は本当にアレルギーですか? その消化管腫瘤は悪性腫瘍ですか? その眼は正常ですか? 本当に腸管内異物ですか? 猫の診療でハマりやすい落とし穴を回避する方法をお伝えします!