MS147 小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療:大腿骨骨切り術

小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療大腿骨骨切り術

小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療
大腿骨骨切り術1DAYドライラボ

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小型犬の膝蓋骨内方脱臼の外科治療 大腿骨骨切り術1DAYドライラボ

講師

原 康 先生

日本獣医生命科学大学獣医外科学研究室 教授

藤田 幸弘 先生

麻布大学獣医学部小動物外科学研究室 教授

原田 恭治 先生

日本獣医生命科学大学獣医外科学研究室 准教授

神野 信夫 先生

日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 講師

定員

会場18名

実習&講義の内容

実習

  • 1. aLDFAの計測およびCORAの決定
  • 2. 大腿骨の内反変形に対する遠位大腿骨骨切り術
  • 3. 顕著なPatella alta を伴う大腿骨に対する分節状大腿骨骨切り術

講義

  • 1. aLDFAおよびQML/FLの計測
  • 2. 遠位大腿骨骨切り術(DFO):適応、術法、合併症
  • 3. 分節状大腿骨骨切り術(SFO):適応、術法、合併症

開催日時・会場

東京会場

2026年2月23日(月・祝)10:00~16:00

駐健保会館
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

  • JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
  • 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分

来場受講料

事前学習動画付き テキスト付き(当日配布) 膝蓋骨内方脱臼(MPL)症例骨モデル 昼食付き

実習で用いる器具類はご用意いたします

※ 実習で使用した材料、骨モデルは終了後にお持ち帰りいただけます。
※ 器具は貸し出しとなります。

会員獣医師49,000円(税込53,900円)ご入会はこちら
一般獣医師72,000円(税込79,200円)
実習材料費87,000円(税込95,700円)
※ 会員受講料は法人会員施設の勤務医・全スタッフが対象となります。
※ 代理出席は可能ですが、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります。
※ 事前登録にてご参加ください。
※ キャンセル期限(事前学習動画受講前日)東京会場1月22日まで
キャンセル期限以前:受講料から手数料10%を引いてご返金いたします。実習材料費は全額ご返金いたします。
キャンセル期限以降:受講料・実習材料費をご返金できません(未納者はご請求させていただきます)。

開催にあたって

 小動物臨床で小型犬に好発する膝蓋骨内方脱臼(Medial patellar luxation:MPL)の臨床型は一般的に3タイプ、すなわち、①骨格形成期初期に大腿骨および脛骨に重度の骨格変形を伴い発症するタイプ、②骨格形成期中期から壮齢期にかけて大腿骨および脛骨に軽度の骨格変形を伴い発症するタイプ、そして③壮齢期から高齢期にかけて骨関節炎および前十字靱帯損傷を伴うタイプに分類されます。その中で、本実習では「Category-1」のMPL罹患膝関節に対して再建手術を行う場合に必要となることの多い、大腿骨の矯正骨切り術、すなわち、角度変形の矯正を目的とした大腿骨遠位骨切り術(DFO)、そして大腿骨長の矯正を目的とした分節状大腿骨骨切り術(SFO)について、その適応、術式にフォーカスします。MPL の外科治療に関心を持ち、これから真剣に実践することを考えている先生方には是非ともこの機会に学んでいただきたいと考えています。

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