歯科・獣医セミナーの学際企画

No.629 GPのためのMTM 成人のMTMから混合歯列期の矯正早期治療まで、臨床に応用できること

GPのためのMTM

成人のMTMから混合歯列期の矯正早期治療まで、臨床に応用できること

講師

百瀬 保 先生

王子神谷矯正歯科クリニック院長(東京都北区)
日本矯正歯科学会認定医
日本矯正歯科協会矯正専門医

略歴

1973年 日本大学歯学部卒
1973~1977年 東京都杉並区 有賀歯科医院勤務
1977~1980年 東京都文京区 中島矯正歯科医院勤務
1978~1984年 福岡歯科大学矯正学教室専修生
1980年 東京都北区東十条百瀬歯科医院勤務、矯正歯科開設
1999年 東京都北区王子 王子神谷矯正歯科クリニック開業

著書

1984年 限局矯正アトラス共著 (日本歯科出版)
1995年 MTMチェアサイドマニュアル (日本歯科評論)
2003年 MTMチェアサイドマニュアル増補版 (ヒョーロン社)
2010年 MTM臨床アトラス (ヒョーロン社)
2012年 MTMの活かし方 編共著 (ヒョーロン社)

プログラム

10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)

A 矯正の基礎知識
  • MTMの考え方
  • 歯牙移動様式と固定源
  • 矯正に必要な材料、器具、器材
B MTMの臨床
  1. 大臼歯のアップライト
  2. 歯牙の保存的な挺出
  3. 転位歯と叢生に治療
  4. ストリッピング法を使った叢生の改善
  5. オーバーバイト、オーバージェットの改善
  6. インプラントアンカーを利用したMTM
  7. 歯周、咬合、補綴治療における全顎的治療でのMTMの応用 その他
C 矯正早期治療(混合歯列期の矯正治療)
  1. 不正咬合を予防する乳幼児期からのアプローチ
  2. 混合歯列期の不正咬合の診断の仕方と治療開始の時期
  3. 叢生の改善のための狭窄歯列への側方拡大
  4. 反対咬合の診断と治療
  5. 下顎後退型の機能的矯正装置の使い方
  6. 開咬の診断と治療
  7. 早期治療後の2期治療、その他
質疑応答

MTM One-day Hands On (実習セミナー:9/7開催)
本セミナーを受講された方にはご案内を配布いたします!(セミナー当日、会場にて)

開催日時・会場

大阪会場

平成26年6月1日(日) 10:00~16:00

エル・おおさか

大阪府大阪市中央区北浜東3-14

TEL:06-6942-0001

  • 京阪本線・地下鉄谷町線「天満橋駅」より徒歩5分
  • 京阪本線・地下鉄堺筋線「北浜駅」より徒歩8分
  • JR 東西線「大阪天満宮駅」より徒歩12分
  • 京阪本線・地下鉄谷町線「南森町駅」より徒歩12分

東京会場

平成26年6月8日(日) 10:00~16:00

交通ビル 地下会議室

東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1

財団法人 国鉄労働会館

03-3437-6733

  • JR:JR新橋駅をご利用の場合、烏森口側出口から徒歩6分。
    必ず烏森口に出てください。
  • 地下鉄:都営三田線御成門駅から徒歩4分

福岡会場

平成26年6月22日(日) 10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

受講料

会員9,000円(テキスト代含む)
一般歯科医師35,000円(テキスト代含む)
一般衛生士15,000円(テキスト代含む)
  • 法人会員(学際デンタルセミナー会員)の場合、歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手の受講料は9,000円(税別)に割引されます。
  • 昼食は各自にてお願い致します。
  • 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。

開催にあたって

GPにとって矯正治療を導入することは一般的になってきているが、抜歯症例など、いきなり全顎的な矯正に取り組むことはなかなか臨床的には難しいことが多い。

そこで、矯正治療に慣れるということで、治療期間が短く失敗の少ない、補綴に絡んだMTMから導入することをお勧めする。

MTMは部分的な歯牙の移動なので原則を守って行えば一般臨床に効果的に応用することできる。MTMは成人に適応されることが多い。MTMはアップライトや転位歯の治療などのように1歯単位で行う治療と、審美治療、歯周治療、咬合の安定を目的とするために、補綴などを併用して全顎的な治療を効果的に行うことができる。

近年、混合歯列期に矯正治療を希望する患者さんが多くなってきている。

叢生、上顎前突、反対咬合、開咬などに対し、混合歯列期前期から不正咬合の原因となる悪習癖や口呼吸を改善することによって不正咬合を予防したり、矯正早期治療(咬合誘導)として、狭窄した歯列の側方拡大や上下顎の成長のコントロールを行うことで、混合歯列期以降に行う抜歯を伴うような全顎的な矯正治療を少なくすることができる。すべての不正咬合が早期治療により改善できるわけではないが、矯正早期治療は全顎矯正に比べて高度な矯正治療技術を必要としない。

そこで、今回は一般臨床家が成人のMTMや混合歯列期の矯正を効果的に取り入れられるように、それらの基礎から臨床までを分かりやすくお伝えしたい。

百瀬 保