歯科・獣医セミナーの学際企画

No.198 犬猫における肝外胆道系疾患の臨床

-基礎的診断法から外科治療法まで-

犬猫における肝外胆道系疾患の臨床

講師

小出 和欣 先生

倉敷マスカット通り動物病院 院長

プログラム

10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)

総論

  • 解剖・生理
  • 診断(血液検査・画像診断検査)
  • 治療(内科・外科)

各論

  • 胆嚢粘液嚢腫
  • 胆嚢炎
  • 胆石
  • 肝外胆道閉塞
  • 胆泥

開催日時・会場

福岡会場

2016年8月28日(日)10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

大阪会場

2016年9月4日(日)10:00~16:00

エコーペットビジネス総合学院

兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23

06-6483-4371

  • JR尼崎駅下車 徒歩1分

東京会場

2016年10月9日(日)10:00~16:00

交通ビル 地下会議室

東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1

財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733

  • JR:JR新橋駅をご利用の場合、烏森口側出口から徒歩6分。
    必ず烏森口に出てください。
  • 地下鉄:都営三田線御成門駅から徒歩4分

開催にあたって

 犬猫における肝外胆道系疾患は,かつては比較的稀と考えられていましたが,各種診断機器の普及も影響しているのか,明らかに増えているように思われます。犬猫における肝外胆道系疾患の多くは,初期は無症状で,病態の重篤化や深刻な併発症を併発することで初めて臨床症状が顕性化することが特徴です。また,その多くは基礎疾患や合併症を伴っているため,適切な治療を行う上で正確な病態評価が不可欠となります。治療には内科的治療と外科的治療がありますが,治療成績にも左右する手術適応の判断や手術時期の決定は,かならずしも容易でありません。 しかも,肝外胆道系の外科的治療は,体格が小さい犬猫では,教科書にかかれているような型どおりの術式では対応できないこともしばしばです。さらに診断機器や手術関連機器が発達し,手術スキルも向上した今日においても周術期死亡率はヒトでの場合と異なり極めて高いことも特徴です。
 今回のセミナーでは,犬猫における代表的な肝外胆道系疾患についての知見を解説するとともに,実際の症例を示しながら,演者が行っている診断や治療のノウハウを紹介することで,少しでも多くの患者を救える手助けになれば幸いです。

来場受講料

 会員獣医師9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら
 一般獣医師 27000円(税込29700円)(ハンドアウト付き)

※講師の所属は開催日時点のものです。