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カテゴリ: 医・生物学系 書籍.

骨と歯の再生医療

骨と歯の再生医療
編集
・川上  敏行(松本歯科大学大学院教授)
・久保木 芳徳(北海道大学名誉教授)
B5判・カラー・114頁
ISBN978-4-906514-68-7
定価:4,800円(税・送料別)

内容

人体の局所的再建法の研究が興隆し、悩める患者達に大きな期待を与えている。硬組織分野も同じように、近年の研究の進歩には目をみはるものがある。

本書は硬組織分野における再生医療に長年取り組んできた著者らが、再生医療に必要な基本原理と原則から、生物学的機能性材料・再生薬・最新の研究成果、そして再生医療の問題点と今後の指針までを多岐にわたり平易に解説したものである。

長年にわたり「骨と歯の科学」に取り組んできた著者らが、今、提案する「患者のための再生医療」とは、そして研究の現状、今後の展開・問題点を提言。

執筆者一覧

  • 久保木 芳徳  (北海道大学名誉教授)
  • 藤沢 隆一   (北海道大学大学院歯学研究科口腔健康科学講座)
  • 滝田 裕子   (北海道大学大学院歯学研究科学術支援部)
  • 川上 敏行   (松本歯科大学大学院歯学独立研究科硬組織疾患病態解析学)
  • 田中 順三   (東京工業大学大学院理工学研究科材料工学)
  • 土方 重樹   (科研製薬株式会社FGFプロダクト推進部)
  • 赤澤 敏之   (北海道立工業試験場材料技術部材料化学科)
  • 村田 勝    (北海道医療大学歯学部顎顔面口腔外科学)
  • 有末 眞    (北海道医療大学歯学部顎顔面口腔外科学)

主要内容

第1章 硬組織再建の原理【久保木、藤沢、滝田、川上】
  1. はじめに:硬組織とは何か
    硬組織の進化(系統発生)と器官発生
  2. 硬組織形成に共通するメカニズム
  3. 硬組織形成に必要な要素:5大要素説
  4. 細胞とマトリックスの相互作用
第2章 硬組織形成に必要な5大要素とその統合【久保木、藤沢、滝田】
  1. 硬組織を造る細胞
  2. ECM(硬組織の細胞が創出する自らの環境)
  3. 血管と栄養供給系
  4. 硬組織の制御因子
  5. 動力学要素
  6. 硬組織再建の基本方策:五大要素の統合
第3章 人工ECMの幾何学【久保木、藤沢、滝田】
  1. はじめに:人工ECMとその幾何学とは何か
  2. 幾何的概念の重要性
  3. 人工ECM幾何学の発展史:「最適空間」の追究
  4. 人工ECM幾何学の効用
  5. 骨とチタンの結合
  6. 幾何学効果と動力学効果
第4章 硬組織再生医療に求められる生物学的機能性材料【田中】
  1. 細胞によって造られる骨の構造
  2. アパタイトとコラーゲンの自己組織化
  3. HAp/Col複合体からできたスポンジ状多孔体
  4. 複合体の骨組織反応
  5. 骨代謝・免疫制御DDSへの展開
第5章 硬組織再建に用いられる薬とその開発の問題点【土方】
  1. 細胞増殖因子、分化誘導因子発見の歴史
  2. すでに発売されている硬組織再生薬や医療器具
  3. bFGFの硬組織再生薬としての開発
  4. 硬組織再生薬開発の問題点
第6章 医療セラミックス材料の歴史と問題点
-医療セラミックス概論と最新の材料実用化を阻むものは何か?-【赤澤、村田】
  1. 医療セラミックスの変遷
  2. 学際領域の共同研究と生体模倣材料
  3. 吸収性傾斜機能アパタイトの発明
  4. 再生医療研究への期待と展望
第7章 自己の組織を利用する新治療システム -バイオリサイクル医療-【赤澤、村田、有末】
  1. もったいない医療資源「MOTTAINAI」キャンペーン
  2. 自家組織と他家組織の抗原性
  3. 銀行と移植
  4. 歯のバイオリサイクル医療システム
  5. 生物由来材料の必要性と安全性
  6. 自家組織・細胞を利用した治療
  7. 夢ある未来の研究者へ
    セルネットワークからヒューマンネットワーク

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