歯科・獣医セミナーの学際企画

No.705 ~生命活動の3S~「食育」「息育」「足育」と予防的咬合誘導 発達期口腔保健医療を考える

発達期口腔保健医療を考える

講師

西川 岳儀 先生

医療法人西川歯科 院長(大阪府豊中市開業)

[略歴]
2003年 岩手医科大学 歯学部卒業
2003年 久保田歯科クリニック勤務(大阪府高槻市)
2007年 医療法人西川歯科勤務
2014年 医療法人西川歯科理事長
2016年 矢吹産婦人科「健口・口育てクラス担当」

[所属学会]
日本小児歯科学会会員
日本スポーツ歯科医学会会員

[著書]
人生が変わる!足指スローストレッチ(実業之日本社,2015.12/ 台湾にて2017.6発売)
実践早期治療(2018.8クインテッセンス出版)
全身に目を向けて、変わる、広がる子どもの口腔機能を育む取り組み(クインテッセンス出版)

プログラム

10:00~16:00(昼休憩・コーヒーブレイク含む)

口腔機能の発達
  • 最も重要な時期はいつ?...異常の芽を早期に摘み取る
  • 身体機能の発達との関連...脳の感覚と運動
食育
  • 捕食...赤ちゃん主導と養育者主導
  • 機能の獲得...楽しい食事を考える
  • よく噛むためには...感覚情報から考える
足育と息育
  • 屈曲姿勢と口腔機能...重力の影響を受ける姿勢
  • 感覚情報から考える...靴の選び方と脱ぎ履きの仕方
質疑応答

開催日時・会場

福岡会場

2020年8月2日(日)10:00~16:00

福岡朝日ビル

福岡県博多区博多駅前2-1-1

092-431-1228

  • JR・地下鉄 博多駅 博多口 徒歩約2分

大阪会場

2020年9月27日(日)10:00~16:00

大阪科学技術センター

大阪市西区靭本町1-8-4

06-6443-5321

【大阪駅・新大阪駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分
  • 地下鉄四ッ橋線肥後橋駅下車、7番出口、南へ徒歩5分

【天王寺・難波駅から】

  • 地下鉄御堂筋線本町駅下車、2番出口、西へ徒歩7分
  • 地下鉄四ッ橋線本町駅下車、28番出口、北へ徒歩3分

東京会場

2020年10月4日(日)10:00~16:00

交通ビル 地下会議室

東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1

財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733

  • JR:JR新橋駅をご利用の場合、烏森口側出口から徒歩6分。
    必ず烏森口に出てください。
  • 地下鉄:都営三田線御成門駅から徒歩4分

受講料

学際デンタルセミナー会員9,000円(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら
一般歯科医師35,000円(税別・テキスト代含む)
歯科衛生士・歯科技工士等15,000円(税別・テキスト代含む)

※学際デンタルセミナー会員(個人会員・法人会員)の通常セミナー受講料は、前納に限り税別9,000円とさせていただきます。

  • 当日のお支払の場合、受講料は税込10,000円とさせていただきます。
  • 感染リスク軽減のため現金の受け渡しを取り止めとさせていただきます。事前のお申込み・お振込にご協力ください。
  • 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。

オンラインアカデミー受講料

ライブ配信9,000円(税別)
オンデマンド配信(会場来場者・ライブ配信受講者のみ)5,000円(税別)
オンデマンド配信(ライブ配信締切以降)19,000円(税別)
  • 既に配信中のオンデマンド配信につきましては、翌営業日以降の視聴開始となります。

ライブ配信・オンデマンド配信ご受講の流れ

事前環境確認やご受講の流れなど詳細はこちらのページ

配信期間

ライブ配信:10/4(日)10:00〜16:00 申込締切:10/2(金)12:00
オンデマンド配信:11/4(水)~2/4(木)申込締切:1/21(火)12:00

開催にあたって

口の機能に関する話題がよく取り上げられています。口腔機能の特性を知るには口腔機能のメカニズムはもとより口腔の運動発達のプロセスや全身の運動発達との関連性を知る必要性があります。そして、臨床において乳幼児の口腔の発達状況を理解する上では問診・視診・触診による十分な観察とともに全身の運動発達状態や行動における観察や経験が極めて重要となります。
赤ちゃんは産まれてくると呼吸や嚥下を繰り返し、二足歩行で立つための準備とともに会話するための準備を進めていきます。発育するには栄養を得る必要があり、酸素や物理的栄養とともに感覚情報を刺激し、脳を発達させ、会話や長距離歩行を可能とする脳を頂点とした姿勢づくりを強化させていきます。
口腔との関連から姿勢指導や呼吸指導を行う歯科医院も増加する中、異常の芽をより早期に摘み取り、ベクトルの方向をより早期から修正していくには乳幼児の段階での対応が求められています。現にお口ポカン、食べない、噛まない、受け口など早期から養育者が悩んでいるのも事実です。今回の講演では、養育者に寄り添い指導する機会の多い歯科関係者をはじめ小児に関わる多職種の方々にも有用な内容となっております。明日からの指導にお役立てください。

※講師の所属は開催日時点のものです。