歯科・獣医セミナーの学際企画

No.PL719 臨床で結果をだす総義歯治療

臨床で結果をだす総義歯治療

講師

横山 靖弘 先生

医療法人社団高輪会 歯科訪問部門 指導医

【略歴】

  • 1989年 日本大学歯学部卒業
  • 同年   医療法人社団高輪会入局
  • 1992年 千葉県市川市で開業
  • 医療法人社団高輪会訪問診療部指導医となり現在に至る

プログラム

  1. 下顎既製トレーの選択
  2. アルギン酸印象材の積層印象
  3. パーシャルデンチャーの印象法
  4. 床外径とロー堤
  5. 咬合平面の決定法
  6. 咬合採得(咬合高径の決定を中心に)
  7. 嚥下とは(嚥下位を咬合採得に利用する)
  8. 咬座印象(咬合圧印象)
  9. パーシャルデンチャーの咬座印象
  10. 義歯装着、咬合調整

収録日

2021年10月3日(日)

収録時間

3:58:29

プレイバック受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
ウェブ会員12,000円(税込13,200円)ご入会はこちら
※視聴期間:2024.1/1〜12/31まで
※テキストは付属しません

開催にあたって

介護施設やご自宅で療養されている超高齢者の方々が安心して「口から食べること」を実現するためには「印象採得」「咬合高径」「咬座印象」などいくつかのポイントをクリアした義歯の製作がとても重要だと考えています。
訪問歯科の現場のように限られた条件下では、なるべく入手し易い身近な器具や材料を有効活用し簡便かつ確実に健康保険ベースで診療を進めてゆく必要があります。
「口から食べること」を「摂食」「咀嚼」「嚥下」と考えた場合、「摂食」は第三者に食物を口に入れてもらうことで解決します。「咀嚼」も嚙まずに飲み込み易い食形態にすることで解決します。しかし「嚥下」だけは絶対に第三者に手伝ってもらえない代行不可なものです。この日々衰えていく嚥下機能についても触れていきたいと思います。
今回は私が訪問歯科の現場に長く携わってきて得ることの出来た超高齢者に特化した「訪問現場で結果をだす義歯治療」についてお伝えさせていただき、ひとりでも多くのご高齢な方々のQOL改善のお役に立てればと考えております。

※講師の所属は開催日時点のものです。