歯科・獣医セミナーの学際企画

No.PL704 20年以上の長期症例から見える患者満足と臨床人生充実の極意

20年以上の長期症例から見える患者満足と臨床人生充実の極意

20年後の患者さんの笑顔のために明日の臨床からすぐに活かせるヒント

20年以上の長期症例から見える患者満足と臨床人生充実の極意

講師

吉川 宏一 先生

吉川デンタルクリニック 院長(京都市開業)

プログラム

素晴らしい出会いと感動と自己実現

目標設定とPracticeの大切さ

予知性と永続性

10年の永続性のために基本になる治療

エンド

エンドの予知性はどう築くのか?

ペリオ

全顎歯周外科が必要な歯周補綴症例の20年以上の永続性を再考する

咬合

20年以上の永続性のために絶対必要な咬合の安定をどう保つか

Denture

超高齢化社会に望まれる「良質な義歯」の極意と勘所

Partial Denture

20年以上の永続性を持つ義歯の具備条件を振り返る

Full Denture

吸着につながる維持力、印象、咬合採得

収録日

2020年7月12日(日)・7月19日(日)

収録時間

4:20:57

プレイバック受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
ウェブ会員12,000円(税込13,200円)ご入会はこちら
※視聴期間:2024.1/1〜12/31まで
※テキストは付属しません

開催にあたって

過去に多くの臨床家の素晴らしい講演を聴く機会があったが、その中でも特に私の心を打ったのは、長期的に良好な治療結果が継続できて20年、30年維持出来ている症例である。なぜならば、簡単な処置で終われる軽症の患者でも30年維持となると難しいのに、重症の歯周病や咬合崩壊を併せ持つ難症例の患者さんの治療の「永続性」を保つことは、本当に簡単ではないからだ。その長期症例には、患者さんの「思い」だけでなく、担当した歯科医や歯科技工士、歯科衛生士、受付、歯科助手のそれぞれの「思い」が映し出されるから感動するのかもしれない。
私は、岐阜歯科大学(現 朝日大学)を1980年に卒業して今年で40年になるが、時間の経過が早い事に驚きを隠せない。その間、多くの患者さんの臨床に携わって、たくさんの貴重な経験をさせて頂いた。講演では、その中でも特に長期的に良好な結果を出せたことを中心に、エンドだけでなくインプラント・ペリオ・義歯・咬合・審美等の包括歯科診療において、私が臨床家として大切にしてきたことをお伝えしたいと考えている。そのことで講演を聴いて頂いた先生方の臨床人生の充実に少しでもお役に立って、治療に貢献出来れば幸いである。それが必ず先生方が診ておられる患者さんの、20年後の感謝と笑顔につながると確信しています。

※講師の所属は開催日時点のものです。