2025年8月1日
パンフレットPDFをダウンロード
明海大学 名誉教授
医療法人社団聖仁会 我孫子聖仁会病院 口腔外科 センター長
①歯根端(尖)切除術(歯頸部切開)
②下顎智歯抜去術(不完全埋伏)
③下顎智歯抜去術(完全埋伏)
④小帯整形術
⑤口腔内骨採取 (ノミおよびボーンスクレバー)と骨移植
東京都文京区湯島2-4-4
03-5842-5610
テキスト付き(当日配布)
法人・個人会員 | 69,000円(税込75,900円)+実習材料費24,000円(税込26,400円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 99,000円(税込108,900円)+実習材料費24,000円(税込26,400円) |
小手術を定義すると「処置の規模が小さい(=生体侵襲が少ない)」、「時間が短い(長くとも30分から60分程度)」、「術後の腫脹や疼痛が少ない」などとなります。特に、術中の全身状態に変動がないことが重要であり、血圧の変動は術前の30%以内を目安とします。さらに術中では、「いかに操作の無駄を省くか」も重要です。術中に、同一の操作を無駄に繰り返すことや、器具を探すことはタイムロスの原因となります。さらに長時間手術は、術後疼痛を生じやすくなります。小手術の内容を理解して、器具が整然と準備されていれば、「小手術の50%以上は終わっている。」とさえ言えます。
このように、口腔内小手術に際しては、外科の基本手技と知識の習得が必要不可欠です。しかし、これらは自学独習が困難であるとともに、完全に標準化されていない手技も存在します。
本実習では、日常の治療のレベルを上げるための口腔内小手術の基礎から応用までを、今さら聞けないポイントとともに実習することを目的とします。