歯科・獣医セミナーの学際企画

No.GS98 白内障における診断と内科・外科的治療の実際

白内障における診断と内科・外科的治療の実際

講師

工藤 莊六  先生

東京都中野区開業

プログラム

10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)

  1. 水晶体検査法
  2. 白内障における内科的治療
  3. 発展が著しい白内障への外科的治療
  4. 質疑応答(充分に時間を設けてあります)

開催日時・会場

東京会場

平成18年11月12日(日)

東医健保会館

東京都新宿区南元町4番地

03-3353-4311

  • JR信濃町駅 徒歩4分

大阪会場

平成18年12月10日(日)

千里ライフサイエンスセンター

豊中市新千里東町1丁目4番5号

06-6873-2010(代表)

  • 地下鉄御堂筋線「千里中央駅」下車徒歩2分

受講料

一般:19,000円(テキスト代含む)
会員:  8,000円(テキスト代含む)

※昼食は各自にてお願い致します。

開催にあたって

動物が自由に行動する上で眼は欠くことのできない器官です。眼は視覚を司るとともに表情をも表すため、飼主と動物がコミュニケーションをはかる上でも大きな役割を果たしています。「視覚を失う眼疾患はどのようなものが多いか」との聞き取り調査では、犬の白内障が最も大きな役割を占めていました。

犬の白内障は遺伝的素因や他の眼疾患に併発するばかりではなく、単に老化によってもおこる発生頻度の高い疾患です。特に若齢から成犬に発症して視覚を失う白内障は、本犬はもとより飼主の心情や労力に相当の負担がかかります。犬の白内障治療は内科的には限界があるものの、外科的には超音波乳化吸引法の普及と、1996年に人工水晶体(眼内レンズ)が国内発売されたことにより、良い視覚回復が得られる手技になりました。

今回は、臨床家なら誰もがやらなければならない水晶体検査法と、白内障の内科的治療および発展が著しい外科的治療について述べることにします。

※講師の所属は開催日時点のものです。