はじめよう運動器エコー 跛行診断がもっとおもしろくなる!
講師
本阿彌宗紀 先生
東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター 整形外科 特任助教
- 2008年 麻布大学獣医学部獣医学科卒業 外科学第二研究室
- 2012年 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程修了、博士号(獣医学)取得 東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 特任研究員
- 2013年 東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター 特任研究員
- 2014年 同 特任助教 現在に至る チタン製インプラント開発,骨再生,関節外科学,運動器超音波に関する研究、および小動物整形外科学の教育に従事
著書
- 「整形外科疾患に対する系統的検査STEPS 犬の跛行診断」(共著、インターズー、2016年)
- 「犬の運動器超音波検査 エコーで診るためのFirst step!」 (単著、インターズー、2017年)
プログラム
10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)
✓ 歩様と姿勢から異常を見つけるコツ
✓ 知っておくべき痛みを見つける触診テクニック
✓ これから始める! 運動器エコー総論
✓ こんなに見える! 運動器エコー各論
質疑応答
開催日時・会場
福岡会場
2019年5月12日(日)10:00~16:00
福岡朝日ビル
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
大阪会場
2019年5月19日(日)10:00~16:00
エコーペットビジネス総合学院
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京会場
2019年6月9日(日)10:00~16:00
駐健保会館 4F 大会議室
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
- JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
- 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分
開催にあたって
これまで犬の跛行診断といえば、臨床症状や触診、単純X線検査などの所見を総合して判断するのが一般的でした。しかしながら、触診で得られる情報は主に「感触」や「動物の反応」であり、単純X線検査では主に「骨」の情報しか得られません。つまり、骨以外の運動器である関節、筋、腱、靭帯、神経の情報は、触診という主観的な評価に委ねられてきました。
こういった背景から、人整形外科分野では運動器を評価するための超音波診断技術が発展してきました。そして今では、運動器エコー検査は、無麻酔・無侵襲でほとんど全ての運動器を描出することが可能であり、運動器がどのように動いているかをリアルタイムで詳細に観察できることから跛行診断には欠かせない存在となっています。さらに言えば、CT、MRI、関節鏡検査に全身麻酔や高額な検査費用が必要となる小動物整形外科分野にこそ、運動器エコー検査が重要であり、大学病院や二次診療施設よりも、むしろ一次診療施設において習得すべき検査法と言えます。
そこで今回は、必ず知っておくべき歩様検査や視診、触診法について概説した後に、運動器エコー検査を始めるにあたって知っておかなければならない情報と、基本的な運動器の描出法や異常所見について解説いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
来場受講料
会員獣医師 | 9000円(税込9900円)(ハンドアウト付き)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27000円(税込29700円)(ハンドアウト付き) |
プレイバック配信受講料
学際小動物セミナー会員限定(1ヶ月配信) | 9000円(税込9900円)ご入会はこちら |
※ハンドアウトは付属しません