歯科・獣医セミナーの学際企画

No.229 ホームドクターが外来で行う整形外科

ホームドクターが外来で行う整形外科

触診とレントゲン写真でここまで診れる ホームドクターが外来で行う整形外科

講師

米地 謙介 先生

奈良動物二次診療クリニック 院長
獣医麻酔外科学会 近畿地区評議員
日本大学獣医学会 評議員
奈良県獣医師会学術担当役員
Penn Hipメンバー

  • 1997年 日本大学獣医学科卒
  • 1997年 和歌山県の動物病院にて獣医師のキャリアをスタート
  • 2002年 麻布大学付属動物病院にて整形外科と神経外科の研修医
  • 2004年 奈良市内の動物病院院長
  • 2005年 ネオベッツVRセンター CT主任を兼任
  • 2014年に奈良動物二次診療クリニックを開設

プログラム

前肢

  1. これは見逃してはいけない!手根関節の動揺で見つける多発性関節炎
  2. CTがなくてもここまでわかる!わかりにくい先天性肩関節脱臼と外傷性脱臼の違いはここを診る!
  3. 内側鈎状突起離断症(FCP)のピンポイント圧迫検査
  4. 手術しないほうがいい!?外固定で治せる骨折の見極め~橈尺骨骨折の評価~

後肢

  1. 触診で容易に発見できるアキレス腱断裂
  2. なんとなく…で判断していませんか?前十字靭帯断裂のドロアーサインと脛骨圧迫試験
  3. 迷った時にはここで判断する!膝蓋骨脱臼のGrade分類と手術適応
  4. 飼い主の「うちのコ股関節大丈夫?」にどう答えるのか?股関節形成不全症を評価するOFAポジションの勘どころ

収録日

2019年8月25日(日)

収録時間

4:04:50

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

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開催にあたって

 整形外科は手術をするものというイメージが強いのですが手術の成功率を上げるには正確な診断が不可欠であり、優れた整形外科医は触診やレントゲン写真撮影を丁寧に行っています。このプログラムでは外来診療において整形外科疾患を正確に評価・診断できるよう、触診やレントゲン写真撮影方法について解説します。まだ整形外科の手術を執刀するに至っていないが外来診療で整形外科疾患を診る必要のある若手獣医師や、ある程度の手術はこなしてはいるものの整形外科診療の基礎を学び直したい獣医師にぜひ受講してもらいたいと思います。

 触診やレントゲン写真は我々が臨床現場においてまず最初に行う手技ですが「整形外科的身体検査」や「整形外科的なレントゲン写真撮影法」を学ぶ場所は多くありません。今回の講演を受講いただければ外来診療で整形外科疾患らしき主訴の症例が来院したとしても苦手意識なく診療をこなせるようになるでしょう。

※講師の所属は開催日時点のものです。