2023年4月29日
パンフレットPDFをダウンロード
日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 教授
他、インストラクター数名
骨モデルを用いたTPO実習
質疑応答
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2-1
03-3212-3939
会員獣医師 | 48,000円(税込52,800円)ご入会はこちら +実習材料費18,000円(税込19,800円) +別途インプラント代金(為替レートで変動します)およそ46,500円(税込51,150円) |
一般獣医師 | 75,000円(税込82,500円) +実習材料費18,000円(税込19,800円) +別途インプラント代金(為替レートで変動します)およそ46,500円(税込51,150円) |
小動物整形外科領域においては、股関節形成不全(Canine hip dysplasia:CHD)は大型犬を中心として好発するが、小型〜中型犬や猫でもその発生は認められる。CHDの病因論は明確にされていないが、臨床的には骨格形成期初期の異常な股関節弛緩に起因した股関節荷重面積の低下が、その後に二次性骨関節炎を誘発するとされている。三点骨盤骨切り術(Triple pelvic osteotomy:TPO)は、関節軟骨に不可逆的損傷を受傷していない骨格形成期のCHD罹患症例に対して荷重面積の拡大を目的とした予防的手術であり、その臨床的有効性は世界的にも広く認識されている。今回の実習ではTPOの「手術適応」、そして「手術手技」を学ぶことを目的としており、特に整形外科に関心を持つ若い獣医師に是非とも学んでいただきたい。