歯科・獣医セミナーの学際企画

No.531 審美的・機能的改善のためのMTM 部分的アプローチと全顎的アプローチ

審美的・機能的改善のためのMTM

部分的アプローチと全顎的アプローチ

講師

百瀬 保 先生

昭和48年 日本大学歯学部卒業
48~52年 有賀歯科勤務(杉並区)
52~54年 中島矯正歯科勤務(文京区湯島)
55年 百瀬歯科開設(北区東十条)
平成6年 日本矯正歯科学会 認定医取得
平成11年 王子神谷矯正歯科開設(北区王子)

代表著書:MTMチェアーサイドマニュアル(ヒョーロン)

プログラム

10:00~16:00(途中、昼休憩一時間、他小休憩あり)

  1. 一歯単位のMTM
    ・アップライト・挺出・捻転・転位歯・正中離開・叢生のコントロール
  2. 全顎的アプローチ(MTMと補綴での総合治療)
    ・上顎前突の改善
    ・下顎前突の改善
    ・過蓋咬合の改善
  3. 顎機能障害の対応と臨床
  4. 混合歯列期の前歯のMTM
  5. 質疑応答

開催日時・会場

東京会場

平成20年4月27日(日)

東医健保会館

東京都新宿区南元町4番地

03-3353-4311

  • JR信濃町駅 徒歩4分

大阪会場

平成20年4月20日(日)

千里ライフサイエンスセンター

豊中市新千里東町1丁目4番5号

06-6873-2010(代表)

  • 地下鉄御堂筋線「千里中央」駅下車徒歩2分

受講料

会員9,000円(テキスト代含む)
一般歯科医師35,000円(テキスト代含む)
一般衛生士15,000円(テキスト代含む)
  • 法人会員(学際デンタルセミナー会員)の場合、歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手の受講料は9,000円(税別)に割引されます。
  • 昼食は各自にてお願い致します。
  • 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。

開催にあたって

矯正治療の目的として,審美的改善や顎機能の改善がありますが,全顎矯正ではセファロ・模型等の診断からディスクレパンシーや前突の状態を診断し,これらの目的を達成します。MTMで審美的改善を得るためには,ディスクレパンシーやオーバーバイト・オーバージェットの改善を限局的に行う必要がありますが,その場合には困難性や限界があります。そこで,ジャックシェリダンが提唱したエアータービンの切削によってスペースを作るエアーローターストリッピング(ARS)の手法を前歯部に使ってスペースを確保した後に,叢生の改善や上顎前突または下顎前突の改善を行います。安定した審美的な咬合を得るためには,同時に臼歯部の機能的な咬合も考慮する必要があります。MTMとは言え,診断と治療方針を立てるためには全顎的な咬合の改善がベースになければならないと思います。前歯部の審美的改善を得るためのMTMの診断・治療方法を全顎的矯正から探ることが大切です。全顎的な咬合の診断をした上でどこにMTMが必要か,どこに補綴が必要かなど,矯正と補綴のコンビネーションした様々な手段を使って咬合の再構築ができます。

また,最近の矯正材料の発達により比較的容易にこれらのコントロールを行うことができます。

今回は以前お伝えしたような一歯単位の歯牙移動に加え,審美的・機能的咬合を獲得するための総合的な診断と治療方針を立てる方法をお話しし,顎機能の改善や顎関節症等の改善の仕方も症例を通じてわかりやすくお話しします。MTMを導入することで,皆様の臨床の質が向上するようにと願っております。