歯科・獣医セミナーの学際企画

No.PL251 腫瘍内科 診断力強化セミナー

腫瘍内科 診断力強化セミナー
臨床徴候や検査の異常所見から腫瘍を診断する

腫瘍内科 診断力強化セミナー

講師

中野 優子 先生

獣医師、博士(医学)
林屋動物診療室 どうぶつ腫瘍センター センター長

  • 2001年に大阪府立大学農学部獣医学科を卒業後、大阪市内の動物病院に勤務。
  • 2006年より14年間、埼玉県の日本小動物がんセンターにて、犬、猫のがんの診断、ステージング、治療プラン組み立て、薬物療法から緩和ケアまで幅広くがん治療に携わる。
  • 2019年に東京慈恵会医科大学大学院にて学位を取得。臨床研究や統計学について学ぶ。
  • 2020年5月、京都の林屋動物診療室に併設されたどうぶつ腫瘍センターのセンター長に就任。
  • 現在は、京都を中心に、東京、千葉の動物病院の腫瘍科診療にあたりながら、Medical Oncologyの講演を多数おこなっている。

プログラム

臨床徴候や検査の異常所見から腫瘍を診断する

  1. 食欲がない、元気がない、たまに吐く、から腫瘍を見つける
  2. 検査の異常所見から腫瘍を見つける
  3. 腫れ(脾腫、肝腫)から腫瘍を見つける
  4. 貯まる水(胸水・腹水・心嚢水)から腫瘍を見つける

収録日

2021年10月31日(日)

収録時間

4:26:29

プレイバック受講料

学際小動物セミナー会員限定(2024.1/1〜12/31まで)9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
※テキストは付属しません

開催にあたって

日常診療において、身体診察や画像検査で腫瘤(しこり)が見つかれば、腫瘍を疑うことは簡単です。しかし、食欲がない、元気がない、たまに吐くといった非特異的な臨床徴候、血小板減少症、脾臓や肝臓が腫れている、胸水、腹水、心嚢水などから腫瘍を疑わないといけないことがあります。また、スムーズに診断がつかないときに、少なくとも除外しておくべき腫瘍があります。
本講演では、日常診療でよくある臨床徴候やよくある検査異常所見から、どのタイミングで、どの様な検査をして腫瘍を診断/除外したのか、鑑別診断はどう考えたか、をお話しする予定です。また、こんな症状であの腫瘍だった・・・危うく診断つかずに死なせるところだった・・・というヒヤリ症例もご紹介します。

※講師の所属は開催日時点のものです。