2009年9月20日
No.GS118 日常診療で多用される一般外科手術のテクニック パート4
日本獣医生命科学大学 獣医外科学教室 講師
10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
会員獣医師 | 9,000円(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(税別・テキスト代含む) |
一般動物看護師 | 15,000円(税別・テキスト代含む) |
臨床獣医師は日々の治療の中で頻繁に全身麻酔を実施する機会があります。全身麻酔は侵害刺激に対して患者に有害な反射を生じさせない状態を提供することであり、これを得るためには3つの要素を組み合わせる必要があります。すなわち全身麻酔の3三要素である鎮静、筋弛緩、鎮痛です。鎮静と筋弛緩は吸入麻酔薬により効率よく得ることが出来ますが、吸入麻酔薬には鎮痛作用がほとんどありません。手術や検査で生じる疼痛を効率よく除去するためには鎮痛を戦略的に実施する必要があります。しかし鎮痛薬にも副作用が存在することから、1系統のみに依存せず、種々の薬剤をバランス良く使用する必要があります(マルチモーダル鎮痛)。マルチモーダル鎮痛を実践するためには、各薬剤の作用部位、使用方法、副作用を知る必要があります。
今回のレクチャーでは、各薬剤の特性や作用を体系的に示す事で、使用薬剤の組合せを理論的に理解し、また実際の使用方法、投与方法は動画を交えて紹介し、先生方の疼痛管理のスキルアップに繋がることを目的としています。
現在実施している疼痛管理は適切なのか? より効果的な疼痛管理はあるのか? この機会に私と一緒に検討してみてはいかがでしょうか。